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7.初撃は海の上で

「は、八丈島を征服!?」


「そうだ」


「馬鹿なの?あんた!」


「 いやいや、俺は本気だぞ」


フゥーー。まさか、こんなに反対されるとは。てっきり、みんな胴上げ万歳で感謝されると思っていたのだが。


「本気って言ってもどうせ死んでリスポーン地点に戻って来るのがオチですよ!」


「え?負けるの?」


「そりゃそうですよ、なんせ相手は僕達の倍いるんですよ!」


パーシが言う。


「人数なんて大して気にならんよ、倍って言っても10人くらいだろ?何とかなるよ」


「………見損ないました」


「そうか?俺は勝ち確だと思うが。まあ、そんな事はいい。少し説明しよう。八丈島の大体の形は分かるか?」


「はい。こんな感じです。」


そう言うと、パーシは地面に木の棒で大まかな地図を書く。


「大体の狩場は森で、いつもは真ん中辺りの開けた土地に住んでいる?そうだな?」


「すごい!な、何で分かったんですか?」


「まあ、大体の形を見たら……な。で、上陸ポイント………ここだな。ここをAポイントとして、次に、初撃を与える位置は……


「ごめんね。作戦考え始めるといつもこうなるのよ」


「リィルさん……ちょっとは勝機が見えて来ましたよ…」


「まあ、だいぶ博打みたいなとこあるけどね……」


「はぁ」




**********************



そんな訳で15分後



**********************


「各班!配置につけー!演習を始めるぞー!」


「ああ……もー無理」


「何回演習させる気だよ…」


「くたびれたー…」


「よし、明日の早朝4時に奇襲する!それまで仮眠!」


「げえ、4時起きとかマジだるいぃー」


「騒がず、寝るっ!!」


「「「「サーイエッサー!!」」」」


だいぶ張り合いと協調性はついたようでよろしい。



**********************


俺達は、昨日の早朝奇襲作戦の演習と同じ様に配置につく。


準備は万端。


「夜明けの始まりに…奇襲だっ!」


ドゴオォォーン


リィルの魔法が合図になり動きだす。


「オラァァァ!」


「ゲッ!パーシ!スーチカ!」


相手方は突然の襲撃とかつての仲間の攻撃に怯む。


「グハッ」


早くも交戦が始まり、倒れた奴もでてくる。


最初の方は寝起きだった相手の方が押されていたが、少し慣れて来て、数で圧倒して来た。


「引けっ!パーシ、スーチカ!」


「「はい!」」


「何?協力者だと!?」


「リーダー!あいつら船で逃げる気です!!」


「何っ!逃すかっ!!船を出せ!」


「迎え撃つ!!」






中途半端ですみません

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