さあ、行きましょう!
私の名前は影子です!
とある時代に転生したようです。
あ、影子っていうのは今世の名前です。
なんか色々とパニックです!
私は、色々と省いていいますと事故にあって死んでしまいました。(まだたった16歳だったんですよ?)
特に痛みなんかは感じませんでしたが、一つ心残りがあるとすれば、大事にとってあったハーゲン●ッツのアイスを食べられなかったことでしょうか。あ、それからせっかく材料を買ったのにクッキーを作れなかったことでしょうか。あ、それから…。
考えてみると結構ありました…。全然、一つじゃないです。
何はともあれ、私は死後の世界で神様にあったのです。
え、何で離れていくんですか?
宗教の勧誘じゃないです。壺買え、とか言いませんから安心してください!
あ、誰ですか!今どさくさに紛れて「食い意地はってる」とか言ったの!
――――――
え~ごほん!話を戻します。
死んだ後に出会った神様は、いかにも神様といった感じの威厳のあるお方でした。
まあ、中身は残念な方だったのですが、神様の威厳のためにあまり細かいことは言いません。
会話をそのまま表記すると残念さが伝わってしまうので、神様っぽい口調に変えて表記しますね!
「お主は非常に不幸な事故によりつい先程、死んでしまったのじゃ」
よしよし、神様ってたぶんこんな口調ですよね!
「そこでこのやさしーい儂が君にチャンスを与えよう」
あれ、ちょっとあのチャラ男…、じゃなくて神様の本当の性格でちゃったかな?気のせいですよね。
「ある時代でnow!大変なことになってるんだよね~。いやね?儂のせいじゃないんだよ?部下がね?ちょっとしたミスしちゃったんだよね~。本当、ヒトの性格間違えて入力しちゃうとか俺…の部下、なにやってんだろ?だぁかぁらぁ、ね?キミにぃ、それの修正に行ってきて欲しいんだぁ」
あ、だめでした。すみません。儂以外だいたいこんな感じでした。外見もただのチャラ男でした。というか、絶対あんたのミスだろ。
とにかく、私は歴史を正しく導くためにある時代へ派遣されるそうです。その時代とは…
えーと、すみません。私、歴史苦手で…。織田信長がいる時代。
あんず、もも、かき、時代、みたいな…。いや、ほんとすみません。え?…………あ!そうでした。
その時代とは……安土桃山時代!つまり、戦国時代!
………え?イコールじゃない?というか、だいぶ違う?
まあ、いいじゃないですか!さあ、Let,s go!