中岡心、京都に許嫁あり。
書いてしまいました!短編集!どうか見てください!駄文ですが……。
7月 中岡心三年の高校生活、最後の夏休み突入 2日前
「おいコラッ!じじい一体どういう事じゃ!」→中岡心
「いや~すまんすまん。おんしにはいい話じゃと思ってのぅ?」→???
「いい話?……脳ミソ腐れとんのかが!!じじい!人の人生なんだと思っているんじゃ!!ボケ!!」→中岡心
「あっ~とにかく夏休みになったら京都の菅原家行け、ええか、もし行かなかったら、中岡家はえらいことになるき、まぁどっち道おんしの顔では見合いでも駄目じゃろうと思っていたんじゃが、まぁ……いい話やと思って見合いを受けてき!んじゃ!頑張れよ…………婿殿!なっはっはっは!」→???
ブチン→携帯電話の通話が切れる音。
「おい!おい!!……くそ!切りやがった!あの~~くそじじい!!今度あったら顔面に蹴りを入れてそして無理矢理棺桶に入れてガソリンで火葬するきに!!」→中岡心
中岡心はいきなりの祖父津吉からの手紙の内容にキレにキレまくって、その勢いで抗議の電話を掛けたが結局無駄骨であった。さて祖父津吉が送ってきた手紙の内容だが
“親愛なる糞孫へ、おんしはわしの古い友人で京都で暮らしている菅原君の家の婿になることに決まったきに、ちなみに許嫁は菅原葵衣ちゃんというおんしと同い年で、容姿は……うちの婆さんの若いときより別嬪さんじゃ、後20若ければ…………まぁ夏休みの間婿修行をすると菅原君に言ったきに必ず行くように、ちなみに行かなかったら……菅原君の名門の家の力で……本当に別の世界に逝くことになるきに気を付けるぜよ。まあ頑張れ!!”
といった手紙で内容が所々突っ込みを入れたくなる内容で後半で何故か物騒な事が書かれていた。津吉は何故か知らんが、金持ちや危ない人【この場合ヤクザ】等の友達が多く身内【孫】の中岡心でさぇ不思議に思える事が多い。
「…………【しかしのう、これは本当に行かんとわしの人生ここで終わるきに腹をくくらんと駄目じゃのう。……まぁその婿修行で相手方を幻滅させればその許嫁の件は無効になるかも知れんしのぅ。】」→中岡心
心はそう思う
「準備でもするかのぅ。」→中岡心
と呟いたのであった。