俺の男友達、本当に大丈夫か? 胸さえデカければ誰でもいいみたいだ!
俺の男友達は、“本当に変わっている!”
女は見た目も顔もどうでもいい! 胸さえデカければタイプとか言う男!
『お前さー女は胸さえデカければいいとか本気で思ってるのか?』
『“当たり前じゃーん! 女の子は胸がデカければいいの!”』
『お前の前の彼女、胸もデカいけど? 体も最上級にデカかったぞ!
お前って、デブ線だったけ?』
『違う! 俺は胸のデカい女の子が好きなだけだ!』
『俺にはお前の女の好みがよく分からん!』
『えぇ!?』
『以前さーお前が、“あの女の子タイプだ”って言った女の子?』
『・・・あぁ!』
『顔、ゴリラみたいな顔だったじゃん!』
『別にいいだろうが!』
『ボーリング玉ぐらいの胸ふたつだけデカい女って、ヤバくないか?』
『オマエはよく分かってないんだな~女の子の胸は宇宙よりデカいんだぞ!』
『・・・もう、わけわからんって!』
『オレの女のタイプにいちいち口を出すなよな。』
『でも、イカれてるだろう!』
『あぁ! オレはクレージーな男だ! それは認める。』
『それならもういいわ! 理解してるんだったらそれでいい!』
『オマエって? 物わかりイイな~』
『“俺は普通の男だからな!”』
『オレは胸がデカい女が一生タイプだーーーーあああ!』
『ああ~そうかよ、俺はもうそれでいいよ。』
『オマエにもいつか分かる日が来るよ。』
『そんなの分かりたくねーし、分かる訳ねーよ!』
俺の仲がいい男友達は? “お胸のデカい女なら誰でもいいらしい!”
コイツの前の彼女は、想定外のデブで巨漢な女だった。
100㎏どころじゃない! 200㎏以上ある女だ。
“食べる事が好きで、動く事が嫌いな女。”
アイツは彼女の為に、せっせと働き全て彼女の食費の為にお金を費やす
ほど彼女の“デカい胸が好きだった。”
顔は横にデカく三十顎で、脂肪という脂肪が彼女の体を覆い尽くしていた。
脂肪の重さで動くのもおっくになるらしく、ベットから一歩も動かなくなる。
俺の男友達は、彼女の為に彼女の体も濡れたタオルで拭いてあげたり、
トイレも一人で行けないため、下の世話もしていたらしい。
・・・もう胸がデカいどころの話じゃない!
俺はコイツに直接言ってやったんだ!
『お前なーデブ線じゃないくせに、何? 彼女の世話してんだよ!』
『まあ、オレにとって“彼女の世話は”おまけみたいなモノだよ。』
『胸がデカい女がタイプじゃないのかよ!』
『前の彼女は、胸もデカい女だったよ。』
『俺には分からん!』
『まだ、オマエは子供なんだよ。』
『はぁ!?』
『胸がデカい女を愛しる男の気持ちを理解するにはお前はまだまだ
子供過ぎるって事だ!』
『・・・・・・』
『オレ、もう行くわ! 今の彼女と会う約束してるから。』
『・・・あぁ。』
今のコイツの彼女は、“豊胸手術を繰り返ししている彼女だ!”
たらふく胸に食塩水を入れた女。
俺はアイツの言う、子供でいいと思った。
一生! 俺にはアイツの言う女のタイプは分からないし、
俺は普通の女の子を好きになって付き合うよ。
アイツの好きになる女は、俺は無理だと思うからさ。
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