フレイムちゃんのグルメ紀行~うどん~♪
私はフレイム……。
自称グルメであり、ご近所さんから『中の上の舌を持つ』の二つ名で呼ばれている。
私の仕事は電話番兼事務員……。
――今日は友人のウメコと、少し有名なうどん屋さんに来ていた。
「やっぱり饂飩は生醤油よね~♪」
「生醤油いいよね~♪」
……ウメコは冬でも冷たい饂飩を食べる。
私は冬は暖かい派だけど。
「あ~のどごしがいい~♪」
「だね~♪」
ちなみに二人ともコシがある方が良い派。
ない方が良い人には、コシなんて無駄なんて言われるけどね。
ウメコは生卵仕様の釜揚タマ饂飩。
生姜を効かせてワイルドで男前だよね。
私は閉じ卵のタマゴ饂飩。
葱と竹輪が少々入ってます。
「彼氏がさぁ……」
「うんうん」
――ぴこーん。
耳が自然とウサギになります。
「……なんでも美味しいっていう訳よ」
「へぇ~」
彼女が言うには、彼はレトルトカレーでも彼女の手料理でも【等しく】とても【美味しい】らしい。
それが彼女にはたまらなく不満なようだった……。
「へぇ~」
私も同じ立場だったらきっと悔しいだろうな。
でも、なんでも【美味しい】っていうヒトが悪いわけでもない気がする。
……きっと正直な人なんだろうな。
このコシのある饂飩のように……。
ご愛顧感謝です☆彡
一年くらいしかたってないのですけど、文の書き方とか変わるものですね。
少し怖かったです。