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私の彼氏はVTuber。ただし中の人はいない。【連載版】  作者: 陽乃優一
第二章「まあねえ、こんな小娘が本来の『中の人』なんて言ってもねえ」
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設定まとめ

・対ヒューム委員会(The Anti-Hume Commitee)

 通称AHC(アーク)。人類統合組織『ヒューム』の制圧から逃れた旧国家・地域の代表によって結成された国際組織。本部は、旧国家・地域のちょうど中央にある、東京。ヒューム制圧下の国家・地域の奪還を目的に活動しているが、ヒュームの実態がまるでわからないため、何から手を付けて良いのかわからないというのが正直なところである。さしあたっては、捕縛したパイロットと接収した人型搭乗兵器フェザーズから情報を得て対抗策を練ることにしているが、パイロットのあまりの選民意識に、その要因となっている『結晶体』およびそれを応用したフェザーズの流用は避ける、というのが数少ない基本方針となっている。そして、そんな意識や技術でさえもあっさり無効化してしまう『ハルト』にも恐れおののいており、なぜか『中の人』が追跡できず正体不明であることも相まって、ヒュームの脅威と併せて四面楚歌の心境となっている。実際は、そんな気苦労は不要なのであるが。


・人類統合組織『ヒューム』(Hume, The Organization for the United Mankind)

 全人類の統合を目指して全世界に同時侵攻を行った組織。いわゆる、悪の秘密結社。一度は全世界の主要都市をフェザーズ部隊によって制圧したものの、ハルト()によって東京を中心とした旧国家・地域(アジア、オセアニア、南北アメリカの西半分)の主要都市を奪還されてしまう。フェザーズがネット経由で無効化されたことから、緊急措置として、奪還された地域の境界線上の通信網を全て分断、その地上にもフェザーズ部隊を駐留させた。このため、ヒューム制圧下とAHC管轄下はお互いの様子がわからず、境界線上で起きている亡命・難民に紛れたスパイ活動が本格化している。ただし、AHC側が把握していないことはヒューム側も把握できておらず、結果、ヒューム側は『ハルト』を最大脅威とみなしている。なお、通常のスパイ活動としては、希少な『同調者(シンパサイザー)』としてのパイロットや新たに『選抜』された人々の確保を優先目的としている。要の戦力であるフェザーズ自体は、総帥『ヒューム・グランザイア(仮)』の下で量産可能であり、『結晶体』も豊富に保有していると思われる。


森坂真那(もりさかまな)

 東京圏にあるAHC直轄軍の基地に所属している士官。階級は少佐(自衛隊でいう三佐)。実は基地の司令官のような立場なのだが、基地自体が接収したフェザーズの解析を始めとした研究開発を中心とした組織であるため、機密情報が多い割にはあまり軍隊っぽくない。霞たちの学校に自ら足を運んでいたあたり、人手・人材不足もある模様。本編ではそこをヒューム側のスパイに突かれたこともあって、今後はセキュリティや防衛機能を強化していくことを検討しているらしい。クラスメイトに引き続き、霞のハルト信奉活動の犠牲者のひとり。


・ミーア・グランザイア

 ヒューム・グランザイア(真)の孫娘。優秀な研究者である祖母に憧れて同じく研究者を目指したが、祖国で華々しい成果を上げ続けた祖母には二歩も三歩も及ばなかった模様。十年ほど前に突如行方をくらました祖母が所属する極秘研究組織を突き止め、同じ環境で研究活動を行いたいと要望したが、その祖母自身からはっきりと拒絶されたことがトラウマとなっている。だが、霞によってその祖母が偽物であること、本当の祖母は穏やかな最期を遂げたことを知り、概ね立ち直ってきている。クラスメイトに引き続き、霞のハルト信奉活動の犠牲者のひとり。

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