8話:太一の結婚式と引越1
そして、9時15分にホテルに入り支度を始めた。太一と由美子さんが、前日から泊まり、結婚式の支度をしていた由美子さんの両親も、TKホテルに昨晩から泊まり、9時にはホテルに入り、支度をしていて、結婚式に参加する12名の人が集まった。そして洋式の結婚式が始まりキリスト教式で結婚式が始まり列席者一同が起立し牧師が入場し結婚式の開式を宣言した。
新郎が新婦を待ち、新婦は父親と入場、新郎の横に進みます。新郎は新婦父から新婦の手を受け取って腕を組み、並んで祭壇前へ進む。全員起立したまま、一同で讃美歌を歌う。牧師が聖書の中から婚姻にふさわしい愛の教えを朗読した。神に祈りを捧げ。「由美子さん、あなたは太一さんと結婚し、夫・妻としようとしています。
あなたは、この結婚を神の導きによるものだと受け取り、その教えに従い、夫・妻としての分を果たし、常に夫を愛し、敬い、慰め、助けて、変わることなく、その健やかなるときも、病めるときも、富めるときも、貧しきときも、死が二人を分かつときまで、命の灯の続く限り、あなたの夫・妻に対して、堅く節操を守ることを約束しますか?」という司式者の問い掛けに、最初に新郎、次に新婦が、「はい、誓います」と約束した。
ふたりの婚姻の誓約を目に見える印として、指輪を交換します。新郎から新婦、新婦から新郎の順に、相手の左手薬指に指輪をはめます。婚姻の誓約を立てたことで、ふたりを隔てるものがなくなったことを表すため、新郎が新婦のベールをあげ、誓いのキスをする。司式者が、神と列席者の前で、ふたりが神の名の下で夫婦となったことを宣言する。新郎新婦、続いて証人、もしくは司式者が結婚証明書に署名。
司式者が婚姻が成立したことを列席者へ報告し、滞りなく式が終えたことを伝える。新郎新婦は腕を組んでバージンロードを退場し、最後にブーケトスをし、参列した女性達が、その幸せにあやかろうとブーケを奪いあう。これで挙式が終了。その後、披露宴会場へ向かい、会場の扉が開き、司会者が入場の拍手を促す。その後、お決まりの、両親と新郎新婦の思い出の話で、感激の涙とフラッシュ。
その後、余興が始まり、歌や大勢での芸などが披露され最高に達し、やがて1~2時間ほどで、披露宴は、終了となり、若い者どおしで、2次会へと移動し、参加者達は、家路を急いだ。新郎の太一が新婦の由美子さんに、結婚式の費用は、どうやって払うと聞くと、両親が払うって言ってたと軽く言った。そこで、詳しく聞くと、由美子さんが、結婚式を終えると、自分達で人生を歩んでいきますと言った。
今後、何があっても、両親から独立しますと言うと、結婚式の費用は全部もつから、今後は、助けないという条件で、支払ってくれたと言い、お祝い金はと聞くと、全部もらい、相当のお返しをすれば良いのよと語った。新婚旅行は、と聞くと、今年中で、近くの温泉でも行ったら良いじゃないと言った。そして、明日は、新しい新居を捜しをしましょうと言うことになった。翌日、千葉駅近くのホテルに泊まり新居探しを始めた。
千葉駅から徒歩5分のできたばかりマンションを捜した。そこは3LDK70平米でリビング10畳と大きな作りの20階建て14階の家賃が月・15万円の海が一望できる一室。その後、引っ越し屋に依頼し、君津の実家へ行き、太一の荷物を段ボール16つをトラックに載せ、下総中山の由美子さんのアパートに行き、段ボール9つの箱を載せて、木更津の新居へ持って行き、とりあえず、段ボールを広いリビングの積み上げた。




