7話:投資方法と太一の結婚式
太一君の勘の鋭さには感服すると言った。しかし、これからは、この資金を株投資から、もっと安全な金「ゴールド」とか外国通貨、ユーロ、米、豪、カナダドル、ポンドなどが安いときに買って、時間がかかるだ、上がったときに売る様にしようとアドバイスしてくれた。そして、浜田さんは、実家の家を建て替えたり、車を買い換えたりするつもりだと話した。
儲かったお金を使えば、建築業者、電器、建材、車メーカーが儲かり日本経済が良くなると教えてくれた。しかし大金を手に入れたと言うことは、自分だけの秘密にして他で話すなよと注意された。競輪・競馬、宝くじを当てて、金の使い方を間違えて、ひどい目にあった人が、数え切れない程いると話した。その後14時過ぎ、昼食を終え、浜田さんに、ご馳走になり、お礼を言って、君津へ帰って来た。
しかし太一君は、まだ忙しいからインターネット取引を考えたら良いと言われた。すると太一は僕はパソコンが以前から好きで既に現在、ADSLのインターネット通信を引くつもりだと言った。じゃーまた必要な時に電話入れると言った。その後、昼食に天丼を注文してくれ、ご馳走になった。その後、2000年4月に里美由美子さんは日本大学経済学部を卒業した。
その後、里美由美子さんが、君津の秩父家を訪ねて、秩父太一の両親に挨拶し、今年の6月に結婚したいと思っていますと言った。母の秩父良江が驚いて太一に何でもっと早く言わないのと言うと、ちょっと恥ずかしくてと言うと困った顔をした。こんな社宅をみて驚いたでしょうと言うと由美子さんが太一さんは、きっと大金つかむと信じてますので大丈夫ですというと大笑いとなった。
実家はと、母が聞くと、郡山で、両親が開業医をしていますと話すと、そんな、お嬢さんが何で、うちの太一なんかと付き合い始めたのと、不思議そうに言った。それは、話せば長いのですが、私の一方的な恋心からですと言い、コンビニに、毎晩、食べ物を買いに行くと、いつも真面目に、仕事をしてる、太一さんに、惚れて、通い始め、ある日、強引にデートをしてと言った。
それから2年、毎月、第2日曜日にデートし続けたんですと照れながら言った。そして、実家にも昨年の夏、行って、両親の承諾もいただいていますと言い、善は急げと言いますので、今年の6月に結婚式を開きたいというと、なんで6月なのと聞くので、6月の花嫁は、幸せになる・ジューンブライドですよと笑いながら言った。しかし、私たちには、何もできませんがと言うと大丈夫です。
太一さんに全部任せれば大丈夫ですと肩をたたき、由美子さんが、まーそう言う事ですと報告した。それを聞いて、父の謙吉が、もう既に、かかあ天下になっていると、大笑いした。そして、可愛い孫を待ってますとといった。すると、母の良江さんも、孫ね、私たちもそんな年になったのかしらというと、大笑いとなった。と言う事で、両家で結婚の許しをもらえた。
結婚式場と日時は、決まり、次第お伝えしますと言い、里美由美子さんは、帰って行った。その後、結婚式場は東京駅近くのホテルで6月の日曜日空いてるところを探し、Mホテル6月18日の午前10時からとなった。結婚式の招待状を両家で80人に出し、出席者が80人となった。2000年6月18日、太一の両親は、君津駅8時発の特急列車で東京駅に9時に着いた。