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24話:沖縄旅行2

 翌1月12日、朝8時過ぎ、父が近くでレンタカーを借りてきて、高速道路に入って1時間半で美ら海水族館に到着した。水族館に入り大きなマンタやジンベエザメを見て回った。10時過ぎに出て、今帰仁城跡へ行き、城壁しか残っていなかったが城壁の高台へ上り大海原の景色を堪能し、写真を撮って来た。その後、途中のレストランで昼食をとって名護のパイナップルパークを見学した。


 パイナップルが実っている姿を見るのは初めてだったが何か奇妙な感じだった。見学後パイナップルアイスを食べてから出発した。その後、ブセナ・テラスという素敵なホテルのレストランでお茶を飲み、ブセナ海中公園という岬から長い桟橋が出ていて、その先の船の底が硝子張りで魚がよく見えた。青い海に多くの魚が泳いでいるのが、はっきりと見えるのには驚き、写真を撮った。


 その後、高速道路で那覇市内で降りて、16時過ぎから首里城に入った。駐車場から、10分くらいで、2000円幸に描かれていた守礼門からはいり、歓会門、瑞泉門などを抜けて首里城に入り、朱塗りの城を見学し、城壁に上り、那覇市街や遠くの名護の方まで眺め、多くの写真を撮って来た。また、首里城の宝物を見学して、展示物を鑑賞してきた。


 その後、18時半にホテルに到着した。今日はつかれたので、夕食後、風呂に入って、両親は、早めに床につき、子供達は、遅くまでテレビを見ていたようだ。翌1月13日、8時に起きて、朝食を食べて、9時過ぎにレンタカーに乗り込んで南部・糸満のひめゆりの塔、沖縄平和祈念館を回る事にした。平和祈念館に10時半に到着し、まず戦没者の慰霊碑を見学したがその数の多さに驚いた。


 そして悲劇の場所でありながら、現在は、とても景色の良い場所になっているのが、何となく皮肉に感じた。続いて、館内に入り、戦時中の生々しい写真が出て来て、奥さんと百合さん、男の子達も涙を流した。15分位して、百合さんが、気分が悪くなり、外に出て、ベンチに座った。少し休んでから、車で、ひめゆりの塔と祈念館に移動した。両親も、ひめゆり学徒隊と言う名前だけで詳しいことは知らなかった。


 祈念館に入ると1944年12月に沖縄県で日本軍が中心となって行った看護訓練によって作られた女子学徒隊のうち、沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の教師・生徒で構成されたものの名前であることがわかった。ひめゆり学徒隊の動員数を240名、うち戦没者を136名と書いてあった。ここでも、女性達と子供達が涙を流したが、じっくり資料を見て、悲惨な戦争で起きた事を記憶に止めていた。


 その後、13時に、サザンビーチホテルに着いて遅めの昼食を始めた。そのホテルのオーシャンビュー・レストランに行き、ランチブフェを注文して、ゆっくりと昼食をとった。好きなものを選んで食べて、サラダをいただいて、最後に珈琲とケーキを1時間かけて食べ終わると、14時を過ぎていた。レストランを出て、那覇の泊まってるホテルについたのは15時半過ぎだった。



 すぐにレンタカーを返却して、リウボウ・デパートへ行き、お土産を探し周り、買い込んで、ここのレストランで夕食をとって、ホテルに帰り、帰り支度を始めた。そして、風呂に入り、ビールを飲みながら、今日の沖縄平和祈念館と、ひめゆり資料館を見学して沖縄戦の事を詳しくわかったと子供達が言った。


 それに対し、大人達も知らないことが多くあり、良く理解できたと話し、床についた。翌1月14日、8時にホテルをチェックアウトしてモノレールで8時半に那覇空港へ行き、11時前の飛行機で羽田に13時に到着した。そして空港内

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