23話:沖縄旅行1
やがて2014年があけた。この年は、父が1月に沖縄旅行を企画して1月11日に橫浜を9時に出て10時に羽田空港に到着して那覇行きの飛行機の搭乗手続きをとって11時過ぎに飛び立ち、14時過ぎに那覇空港に到着した。そこからモノレールで県庁前へ行き、駅近くのホテルにチェックインを済ませた。その後、近くのデパートと牧志の公設市場を見学した。
公設市場には、豚の顔が飾っていたり、あざやかな色の熱帯魚みたいな魚が売られていた。30分位で、市場を一回りした。その帰り、壺屋やちむん通りを散策すると、大きな壺が陳列されていて、これは何ですかと聞くと骨壺だと言い、葬儀後、遺体を焼いた後の骨を入れる大きな壺だとわかった。その他、小物ときれいな陶器を製造している工房の売店も見学した可愛い珈琲カップ、湯飲み茶碗も展示してあった。
かなり歩いたので、途中の素敵な喫茶店に入って、ケーキと珈琲のセット食べて、一休みした。帰りも、20分くらい歩いて、ホテルへ戻った。その後、仮眠したり、テレビを見たりして、時間を潰して、おもろまちのリウボウ・デパートに入って、菓子パン、お菓子、果物などを買い込んだ。その後、海鮮レストランで、お寿司を家族5人で食べて、喫茶店で、今日の見学先の雑談をした。
その後、ホテルに戻って来た。夜、ケントス、面白いですよと言われて、パンフレットをもらった。部屋に戻って、それを見ると奥さんと百合さんが行きたいと言ったので、5人で出かける事にし、20時半にタクシーを呼んでもらうようフロントに電話した。そして風呂に入ったり、テレビを見たりして、時間を潰して、20時過ぎにフロントへ行き、タクシーで10分のケントスに到着した。
入店すると、セットを5人分、お願いした。つまみとビールかワインのセットで、子供はコーラかジュースとポテトとハンバーガーセットだった。21時から若いポニーテールとビシッと決めた男性3人がキーボード、ドラム、エレキギターを演奏して、最初に可愛い女の子が、「ロコモーション」を歌い出した。続いて男性ポーカリストに交代して「監獄ロック」と続き、後は、途中少し休んだ。
その後、連続して1時間、懐かしいロックメロディーを、次々に歌い出すと、フロアーには、男女が出て来て、音楽に合わせて、踊り始めた。中高年と若者が半々くらいで、元気よく、笑顔で踊り続けているので、聞いている方でも、顔がほころんだ。2ステージを楽しんで23時頃に、眠くなったのでタクシー呼んでと言うと、店の前にスタンバイしてると言われ、タクシーでホテルに帰った。
ホテルに、帰っても、興奮して、なかなか寝付けず、買ってきたビールを飲んで、今日のオールデイズ・ミュージックの話を父が話し始めた。すると百合が、昔のアメリカンロックが気に入って、ほとんど知っている曲だと言った。彼女が一番好きなのは、オリビア・ニュートン・ジョン、カーペンターズ、ABBA、サイモンとガーファンクルが大好きだと話していた。




