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21話:百合の1級合格、両親の介護施設希望

 その後、9月に、百合が、11月に行われるソロバン1級試験の願書をもらい、提出した。受験日は11月11日、日曜となった。そして11月11日、日曜、百合のソロバン1級試験に付き添って行った。とにかく緊張をほぐすようにして、受験会場に入り、出て来たときは、ガッツポーズで出て来た。その2週間後に合格通知が届き、遂に、百合が、ソロバン1級の免状を手にした。


 やがて12月になり、昼間、横浜中華街で忘年会を開いて、今年のスキー旅行、北海道旅行、百合のソロバン1級の話で盛り上がった。その後、2013年があけた、今年は、百合が中学生になる年だ。2013年3月、中学の制服、運動着、靴、学生鞄を買いに行き来てみると、百合は、随分、大人びたように見えた。そして2000年11月に購入した金価格が上昇してると連絡が入った。


 2013年4月6日に上昇してると連絡が入り2000年11月1g1000円が購入した金が1g4500円となった。そこで、奥さんと太一で金「ゴールド」200kgを売り、税引き後利益が37000万円で太一の資産合計が11.3億円に回復した。もちろん、この話は、夫婦間だけにして、他言せずにいようと話し合った。百合は、中学に入っても数学、理科、国語、社会の成績が良く学年ベスト5に入っていた。


 そこで高校は、フェリス女学園高校に入りたいと、1年の夏には、両親に話した。中学の先生もこのままの成績を維持すれば、可能でしょうと言ってくれた。その後、太一は、実家の両親に、その後の状況を聞き、もし、お金があれば何したいと父と母に、話した。すると母が、大きな病院が管理してくれる外房のK病院関連の近くの老人施設に入りたいと言った。


 しかし入所料が2千万円で、25平米の部屋の家賃が10万円だと話していた。この話を仕事から帰ってきた、奥さんの由美子さんに言うと、何とかして上げたいわねと言った。

入所料の2千万円と家賃を払って上げたらと言い、どんな所かも、見てみたいわねと言った。4月21日土曜、その施設を子供達を家に残して夫婦でで見に行こうかと言うと、わかったと答えた。


 翌日、その話を太一の実家の母にすると、それはありがたいねと言い、本当に申し訳ないねと、話していた。4月21日、朝7時に家を出て、9時に君津の実家によって、車で60分、10時にK病院から5kmの所に自立型老人施設マンションが建っていた。25平米でツインの部屋で、入所金が2千万円で月10万円と書いてあった。


 2つのベッドとシャワーと風呂、小さな整理タンス、リビングには小さなテーブルと椅子が2つ用意してあった。南向きの窓からは、暖かい光が差し込んでいて夏に遮光カーテンが着いていた、何かあった時に、押すブザーが、各部屋にあり、24時間体制で、2人が常駐する態勢になっており、搬送用の車も用意してあった。その他、庭の花壇を見たり敷地の施設を確認するように一回りした。


 もし、介護が必要になった場合、他の関連施設に移れますと話していた。その後、K病院に行き、病院の食堂で昼食をとり、K病院の素晴らしい設備と体制についての資料を見て、感心した。ヘリポートまで着いてるんだと、太一が驚いていた。あの施設から車で5分で到着するわねと奥さんも納得していた。診療科も多く、検査施設も東京の大学病院の遜色ないと書いてあった。

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