16話:野麦峠でスキー2
その後、温泉旅館に帰って着替えて温泉に入った。スキーをした後の温泉は、最高と太一は喜んだ。その後、18時過ぎに食堂へ行き、夕食のビーフシチューが最高に旨かった。
子供達は、しっかり食べていた。太一は、野沢菜を肴に、ビールを飲んで、真っ赤な顔して、ゆっくりと夕食を食べていた。その後、部屋に戻り、2本目のビールを空けて、由美子さんと飲み真っ赤になった。
子供達も疲れたようで、眠たそうな目をして20時過ぎに、布団に入り、21時には消灯して、全員寝てしまった。翌朝、6時に起きたが、さすがに、高原のスキー場の気温は低く、7時過ぎまで寝床に入っていた。その後、8時に朝食を食べに、食堂に行くと、生卵と野沢菜、卵焼き、ハム、バター、イチゴ、オレンジジャムが用意され、トーストか、御飯のどちらかを選べるようになっていた。
珈琲も紅茶もセルフサービスで飲めるようになっていた。そこで、ゆっくりとして9時に部屋に戻って、今日は10時にゲレンデに行くと、太一が言った。すると、いつも、ぐずぐずしている子供達も、ちゃんと着替えて、スキーの服に着替えて、定刻に、部屋を出て、10時前にスキーを借りて、出かける用意をした。そして、昨日同様に、男の子は、そり、百合は、父と中級ゲレンデにあがった。
そして、父が、今日は、中級ゲレンデから一番下まで、長い距離を滑ろうと言うと、百合が、その方が楽しいわねと笑った。そして、午前中、何回も長い距離を滑って、楽しんだ。11時半に、レストランの前に、集合して、昼食をとっているときに、百合が、今日、中級ゲレンデの上の中上級ゲレンデに行きたいと父に言うと、じゃー行こうと行ったので、うれしいと叫んだ。
今日は15時半に終了して、着替えて、すぐ帰ると、みんなに伝えて、怪我しないように十分注意して、楽しんでくれと伝えた。そして百合と共にリフト2つ乗り変えて、中上級者コースに行くと、標高が高いので、素晴らしい景色が見えた。思わず、百合が、素敵な景色ねと喜んだ。太一が、少し下で待ってるから、無理しないで、自分のペースで、降りてこいと指示し、滑っていった。
そして、父が、上を見上げて、百合に、慎重に降りてこいと言うと、最初はプルーク・ボーゲンで慎重に降りてきた。その後、少しして、リズムをつかみ、足をそろえる、リズムが上手になった。そうだ、その調子と誉めると、ますます、リズミカルに上手になっていった。そして、降りるまで早くなったので、何回も滑れて、父の方が、ちょっと一休みしようよと言うほどになった。
4回目には、一番下まで、降りようと言うと、百合が喜んだ。その後、3つのゲレンデ、約1kmを休まずに滑れるようになった。そして15時になり、これが最後ねと言うと、百合が了解と言い、勢いよく滑り出した。その後、太一がおって、斜度が、小さくなったので、直滑降で、スピードを上げて、滑り出すと、百合も真似して、着いてきたが、途中で、派手に転んだ。
しかし、直ぐに起き上がって、直滑降で一気に、母の百合子さんの目の前までやって着るのを見て、上手になったわねと、由美子さんが拍手した。そして、弟たちも、お姉ちゃん、スゲーと驚いていた。その後、スキーを返して、温泉旅館へ行き、精算を済ませた。そして、16時前に宿を出て、17時過ぎに松本インターチェンジから中央高速に乗った。
そして山梨の大きなパーキングエリアまで1時間で着いて、トイレ休憩をした。その後、富士五湖からの合流点で少し渋滞したが、20時前に、みなとみらいのマンションに到着し、風呂に入り直した。その後、太一はビールを飲んで、子供達もベッドに入り、早めに寝た。太一と由美子は、子供達の成長を喜んで、スキー場での様子を、話し合っていた。ビールを飲み終え22時には、床についた。




