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12話:鎌倉と橫浜見学

 そこを直進しパシフィコ橫浜の建物が切れたところを左折し大きな道渡ると左側に大きなタワーマンション、MMタワーズが見えた。それを見た、太一の奥さんの由美子さんが、ため息をついて、こんな所に住みたいねと太一に言った。それを聞いていた、母の良江さんが、あんな高い所に数だら目が回らないかねと、笑いながら言った。


 帰る途中でポンパドールで「フランス・あんぱん」と数種類の菓子パンを購入して、橫浜美術館の駐車場に行った。その後、橫浜港近くの駐車場に車を止めて、赤レンガ倉庫の中を散策するとオシャレな店が多かった。その隣の象の鼻パークには、小さくて可愛い子象の像が、たくさん展示されていたので、写真を撮って来た。そこから、橫浜港と山しか公園を1時間くらい散策して千葉へ帰った。


 その後、2007年8月、ヨーロッパの大手金融会社・BNPパリバでパリバショックが起こった。2007年8月9日に、米国の信用力の低い個人向け住宅融資であるサブプライムローン関連の証券化商品の市場混乱をきっかけに、フランスのパリに本拠を置く世界有数の金融グループの一つであるBNPパリバ傘下のミューチュアルファンドが投資家からの解約を凍結すると発表しました。


 これにより世界のマーケットが一時的にパニックに陥り、特に為替相場は短期間に大きく変動しドル/円は約10円、ユーロ/円は約15円、ポンド/円は約20円、それぞれ1週間で下落した。この背景は、2006年頃から米国の住宅市場が変調をきたし、サブプライムローン等の延滞や債務不履行が増えだ、2007年にはサブプライムローン関連の証券化商品のリスクが市場において囁かれた。


 その中で「パリバショック」が起き、そのリスクが現実のものとなった。実際、ショック後の市場では、サブプライムローン関連の買い手がつかず、解約に対応するための現金化が困難になり、それまで積極的に購入していた欧米の投資家が大きく動揺し、信用不安が台頭しました。当時は、金融当局や市場関係者、金融機関なども、サブプライム問題の深刻性をまだ十分に認識してなかった。


 いったんは鎮静化の兆しが見られました。そして2008年があけた。しかしながら、2008年3月の米大手証券のベアー・スターンズの経営危機でサブプライム問題が再燃し、そして2008年9月にリーマンショック「米投資銀行のリーマン・ブラザーズの経営破綻」が起こり、ついには世界的な金融危機へと発展した。このリーマンショックで、橫浜のタワーマンションの売り物件、賃貸物件が増えた。


 それを知った太一は、奥さんの話していた、みなとみらいのタワーマンションを月28万円の家賃で3LDK88平米のマンションを借りる決意を固めて、奥さんの由美子さんに話すと、大喜びし、子供達の教育のことも考えると、良い選択だと誉めてくれた。そして2008月12月3日に千葉のマンションからみなとみらいのタワーマンションに引っ越した。


 その後、由美子さんがNTT橫浜への転勤願いを提出すると、受理されて、みなとみらいのマンションから徒歩10分の所にある、NTTの関連会社の経理部門に配属された。太一も山下公園の中のコンビニに、アルバイトの仕事をしたいと話しに行くと、雇ってくれた。小学校は、徒歩20分の所にあり、集団登校で、長女の百合が登校し始めた。

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