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機関銃

軽機関銃(10㎏)

ブルーノ軽機関銃を参考にしているが、工作精度の低さを鑑み独自設計を加えた機関銃

兵1名でも運搬・運用が可能なように二脚銃架・弾倉給弾が採用され、銃身交換も容易にできるよう設計されている

工作精度の低さから来る装弾・排莢不良の問題があるため、他国の軽機関銃と比べると発射速度はやや遅いものの、射撃精度は悪くない

主に歩兵小隊に配備されている


重機関銃(13㎏+20㎏)

従来の重機関銃は射撃精度は良好だが重く、機動性に欠けており流動的に変化する近代戦に対応できないとして新型重機関銃が計画・開発されることになった

基本的には軽機関銃の発展型で随所に補強と大口径化(7.7㎜化)を行い、重量増の代わりに安定性と弾頭威力を高め射撃精度を向上させている

他に三脚銃架の採用等の変更点がある

行軍時は馬1頭に駄載、戦闘時は兵2~3名程度で運搬可能

主に歩兵中隊の重火器小隊に配備されている


旧式機関銃(30㎏+30㎏)

制式されたのが軽機関銃(最前線の歩兵分隊に同行して緊密な支援射撃を行う)・重機関銃(前線後方または防御陣地にあって安定・精密な射撃を行う)という区分が無い時代であったため、名称に軽・重の区分が作られていないが、用途目的としては重機関銃に該当する

安定した弾道と射撃精度を有しており、重機関銃としての性能に問題はないものの、銃本体と銃架合わせて60㎏と重く、移動には銃架を一度折り畳んで兵四人での搬送が必要であり機動性に欠けていた

口径を拡大した改修案も出されたが結局新たに重機関銃を設計することとなった

予備兵器として保管されており、後備旅団などに配備される


機関小銃(9kg)

欧州大戦での戦訓を基に、1名または2名での運用が可能な軽量機関銃(後の軽機関銃)として計画・開発された

可搬性と軽量化のために機関銃の軽量化では無く、小銃の機関銃化と言う概念の元で設計されている

そのため銃身の交換困難や冷却性能が不足しており、さらに連続射撃による機関部への負担を考慮して、機関銃でありながら200発/minという非常に遅い発射速度となっている

歩兵小隊に同行する運用上、弾薬補給には気を配られており、下部取付の脱着可能な箱型弾倉(15発入)が採用されているが、射撃途中に槓桿を操作することにより薬室と防塵蓋を開くことが出来、弾倉への再装填も可能となっている

これにより小銃弾があれば別途特別な部品・器材が無くとも運用可能となっている

遅い発射速度と装弾数の少ないという問題があるが、故障も少なく運用面での利点もあり、評価は分かれるところである

技術の進歩により機関銃の軽量化に目算が立ったことから、後継銃は開発されなかったが、その命脈は全自動小銃開発研究に残されている

予備兵器として保管され、後備旅団などに配備される


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