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気象測量本部

軍務省の外局で、領土・領海の測量や気象観測を行い地図・海図の作成や兵要地誌・海洋図誌・航空図誌・気象要誌を編集する他、国内外向けの気象予報も行う、また有事外征に備え国外の地理・海洋・気象情報の収集も行う

本部長

地図・海図・気象情報は軍事上極めて重要な情報ではあるが、強権がある部署では無いため、退役近い老将官が本部長となる場合が多い

次長

本部長が当てにならないことが多いので、次長は現場叩き上げの技術部士官が務める場合が多い

総務部：本部内の一般事務業務

・人事課：本部内の人事

・会計課：本部内の会計管理

・庶務課：本部内の備品管理や諸雑務

・通信課：本部内の通信業務

気象部：国内の気象観測を行い、気象情報の収集・解析と気象予報

・管理課：気象観測計画の立案と気象情報の保管

・気誌課：収集した気象情報を解析し、気象動向・状況を把握、気象要誌として編集・管理する

・陸地課：国内の気象情報を収集

・・各軍工兵団気象部：各地域の気象観測・予報は各軍工兵団が行う（情報は共有される）

・海洋課：国内外における海洋気象情報を収集

・・海洋観測所：島嶼や半島などに設置される海洋気象の観測所（各海軍区が管理し、情報は共有される）

・航空課：各高度における気象状況の観測や航空図誌の編集・管理

・・観測航空機：各高度や台風などの特殊気象時の観測を行う航空機

陸地測量部：国土の地理・地形情報の収集・管理

・管理課：国土測量計画の立案

・測地課：国家基準点の管理とそれに基づく基本測量の実施

・図誌課：地図・兵要地誌の管理

・各軍工兵団測量部：実際の測量業務の多くは工兵団の測量部が実施する

・・測量班：地図作成の基準点測量の実施

・・地形班：地理形状・地勢・標高などの地形情報の収集

・・製図班：測量班・地形班の計測情報から地図を作製

・・器材班：測量業務に用いる器材の管理

・各部隊指揮官：各部隊の指揮官は駐屯地・衛戍地・外征地などの兵要地誌を纏めるのも業務の内である

海洋水路部：領海・公海における海洋地形情報の収集

・管理課：海図作成の計画を立案

・海図課：海図・海洋図誌の管理

・各海軍区水路部：実際の測量業務の多くは各海軍区の水路部が実施する

・・水測班：測量船および海軍艦艇に乗り込み、水深や海岸・海底地形などを計測

・・製図班：水測班の収集した計測結果を纏め海図化

・・図誌班：海洋図誌の編集

・・器具班：業務に用いる器具の管理

調査部：国外における気象情報・地理情報・海洋情報を収集

・管理課：情報収集計画の立案および国外共同作業時の調整(統合参謀本部情報部など）

・各課：状況により収集対象地域が変化するため、その都度増減する

教育部：観測・計測技術の伝達・習熟と気象に関する研究

・管理課：教育計画の立案

・気象教育所：気象観測技術の伝達・習熟

・気象研究所：気象に関する研究

・測地修技所：陸地観測・計測技術の伝達・習熟

・水測教練所：海洋観測・計測技術の伝達・習熟

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