軍用車両(装軌車両)
小型半装軌車
六輪自動車の半装軌型である
戦車部隊と行動できるよう、六輪自動車の後輪部分を装軌化し不整地走破能力を向上させている
指揮車や前進観測車、人員輸送車、野戦救護車、軽火力支援車(20㎜機関砲・37㎜砲)などに用いられる
また、120㎜迫撃砲、57㎜対戦車砲の牽引に用いられる
機動部隊や機甲部隊、偵察部隊、迫撃砲部隊、対戦車砲部隊に配備される
乗員2名+6名もしく1.0t・牽引力1.5t
中型半装軌車
中型六輪自動貨車の半装軌型である
戦車部隊と行動できるよう、六輪自動車の後輪部分を装軌化し不整地走破能力を向上させている
指揮車や人員輸送車、野戦通信車、工作車、火力支援車(短砲身75㎜砲)などに用いられる
また、75㎜野砲、105㎜榴弾砲、75㎜野戦高射砲の牽引に用いられる
機甲部隊、偵察部隊、機動砲兵部隊、高射砲部隊に配備される
乗員2名+10名もしくは3.0t・牽引力4t
固定武装:7.7㎜機関銃1丁(取り外し化)
中型軽装甲半装軌車
中型半装軌車の軽装甲型である
戦車部隊の随伴歩兵部隊用として計画された
歩兵部隊も戦車と共に行動すれば、敵の激しい攻撃を受けることが想定される
その場合に無装甲では車両はもとより、中の乗員も大きな被害を受けてしまい、戦闘どころでは無いことから小銃弾に対する軽装甲を施したのが本車である
装甲を施したことにより、搭乗人員が減ってしまった代わりに火力支援用の機関銃が増設されている
また、重量増に対応するべく発動機を強化している
しかし、生産性が芳しく無く、多くの部隊で非装甲半装軌車が用いられている
戦車部隊の指揮車や随伴歩兵部隊、偵察部隊に配備される
乗員2名+8名もしくは3.0t・牽引力4t
固定武装:13㎜機関銃1丁、7.7㎜機関銃1丁(取り外し化)
水陸両用半装軌車
中型半装軌車の水陸両用型である
渡河戦においては上陸の難易が成功の鍵となってくる
従来は架橋や艀を用いていたが、手間がかかり渡河中に攻撃を受ける危険性が大きかった
そのため、車両に水上航行性を付随させ、兵員が乗ったまま渡河出来る車両が計画・開発された
基本的には中型半装軌車に水密加工と、浮上航行可能なように改造したものである
前輪を舵代わりとして使い、水上推進力としては履帯の踏み面に水かき加工を施し、陸上と同じように履帯を回転させることにより水を掻き推進力を得る
速度は遅いが、水陸で異なる操作・機構が必要となることは無く、機構の単純化を図っている
渡河戦以外に上陸戦や島嶼輸送としても使えることから、海軍にも一部使用されている
渡河上陸作戦を担当する軍工兵隊、海上機動兵団に配備されている
乗員2名+10名もしくは2.0t




