アナログはデジタルを勝っているか
アナログはデジタルを勝っているか。よくこの議論が繰り広げられ、アナログとデジタルの対比についてを論じる評論家がいる。彼らはデジタルよりアナログのほうがより想像力、直観力などに富むと論じている人もいる。本当にアナログはデジタルに勝っているといえるのだろうか。答えは非である。なぜか、それは、昔より多くの選択肢が生まれ、既存のものではいつか負けてしまう。昔よりはるかにものが増えているから、そこにはアナログでは出来ないものも多くある。つまり、アナログでは考えれなかった多くのものが生まれ、それ故に競争を生み、競争に勝つためには既存の考えより、より最新の想像力、発想力、直観などこれらがなければ負け、淘汰される。ステレオタイプの人間はこの考えに至らない、それなのに根拠がない「アナログはデジタルを勝る」という詭弁をふるまうようだ。アナログ主義の彼らはデジタルの時代に追いつけなく、周りがデジタル化が進むにつれその時代に取り残されているから、評論なりで自己正当化をしているだけ。そのようなステレオタイプの考えはいつまで経っても貫き通すから一向に学ぼうとしない。ただそれだけならいいのだが彼らは、自分より進んでいる人に批判するようになる、それが一番厄介だ。変化に追いつけない故に他人の足を引っ張り先に進ませないようにし、しかも自分の沼に引きずり込む。老害とよんでもいいぐらいのものだ。
時代が目まぐるしく変わる現代、ただただ「昔はよかった」「昔はこうだった」と昔のことしか論じない評論家は、いくら耳を傾けても過去のことしか述べないので前進なんかしない。そりゃあ、昔は今ほど法整備なんてされてないし、情報伝達が少ないから多方面の分野に耳を傾けなくていいからその分自由はできるだろう。けど、昔話されたってなんの得にもならないし、ただのイキリ自慢にしか聞こえない。
そうならないために、今を生きる私たちには常に情報を更新しなくてはならない。情弱であると世間から置いてかれ、前述のようにステレオタイプの人間になってしまう。女性のファッションのように流行に乗り遅れると周りから浮いた状態になってしまう。それを回避すべく現代をうまく生きる人はより多くの情報を仕入れ、想像力、発想力、直観すべてをフル回転させている。ではもう一度聞こう、アナログはデジタルを勝っているか。