野生児 ステータスを見る
2話目です まだ頑張ってます
どうやら俺は獣語が理解できるようになったみたいだ
「そんな人間がおるのか?お主ステータス見てみるのじゃ」
「ステータス?」
そんなものゲームの世界だけだろう?
「ステータスと頭の中で念じてみるのじゃ」
「本当ですか?」
「本当じゃ」
ステータスか、本当にでるのか?やるだけやってみるか
よし、ステータスこい!
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名前 ???
職業 野生児
Lv.1
パワー 200
ガード 180
スピード 250
魔力 290
「スキル」
身体能力増強EX
他種族語理解
獣化
狂獣化
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「おぉ、本当に出てきたー?名前の欄が???なんだけども」
「お主Lv1でそのステータスか?!化け物じゃな」
そうなのか?ほかの人のステータスと見比べて見ないと分からんな
「狼さんのステータス見せてもらえませんかね?」
「狼さんではなくブレイと呼ぶのじゃ、敬語じゃなくても良い。弱いガキだったらこのまま敬語継続じゃったがある程度強いガキじゃから特別に名前呼びを呼ぶことを許してやろう」
おぉ、かなり上から
でも認めてくれてるのはいい事なのか?
「ほれ、わしのステータスじゃ」
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名前 ブレイ=ガウェイン
種族 フェンリル
Lv???
パワー ???
ガード ???
スピード ???
魔力 ???
「スキル」
神獣
光を操りし者
オートヒール
人化
狂獣化
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なるほどわからん、ほとんど???じゃねーかよ
「言い忘れておったが自分より実力が高いもののステータスはスキルとかしか見れないぞ」
「先に言え」
「ワシのステータスを知りたければワシより強くなることじゃ」
「一生かかっても無理な気がする」
「ハッハッハ、まぁ日々鍛錬すれば届くんじゃないのか?」
俺は一体何年鍛練すればいいんだ
「そういえば、なぜお主みたいな餓鬼が滅びの森にいるのじゃ?」
滅びの森?どこだそこ?名前がやばそうだな
「ここは魔王城の庭じゃぞ?」
「は?」
なんて、やばい所で倒れてたんだよ俺は……
生暖かい目で見守っていただきありがたい