8話
すいません投稿する暇がなかった( ̄▽ ̄;)
今更ながら
とにかく広いな
ランニングしようと外に出たは良いがどこを走るべきか……あっちに修練場みたいのがあるな
3人ほどいるが…魔力での区別なんか出来ねぇな……てかなんで理解もできてないもんをこんなにも簡単に感じ取れるんだか…
「気にしててもしょうがない、か」
「何をだ?」
「なっ!?」
突然後ろから声をかけられ思わず振り返りながら距離をとる
「ほう、凄いな今の動き、一歩しか動いてないように見えたのに数メートルも下がっている」
……第一王女?
……なぜだ、声をかけられる瞬間まで魔力を感じなかった…?気配すら感じることが出来なかったから反応が出来なかった…
「それにしても初日からこんな朝早くに修練とは、精が出るのう」
「……元の世界では日課だったもので………それより、今声をかけられるまで魔力や気配を感じなかったんですが、何かしたんですか?」
「ほう、もう魔力を感じて人の存在を把握するか…今回の勇者は期待できるのう。して力也よ、お主敬語は苦手だな?吾が相手の時なら普通にしてて良いぞ?……それと魔力を感じなかった事についてだが、気配を消すのが癖になっておってな、悪い」
気配を消す…?そんなレベルだったか?………いや、魔法なんてもんがあるんだ、前の世界のレベルでは計り知れないんだろう
「そうかい、それは助かるね。でだ、気配ってのはそこまで完全に消せるものなのか?」
「その言い方だと気配を読むのは得意だったのか?」
くそ、どうだと言わんばかりの笑顔で見てきやがる
「ああ」
「ふむ、魔力を感知するのと気配を感知するのとは本質的にはあまり変わらん。ただまぁその原理を理解していればそれなりには可能だ。まあ吾のでもまだまだだがの」
まだまだだと?俺はまったく感知出来なかったんだがな
「そうかい、教えてくれる気は無さそうだな」
「うむ、吾は良く分かっておらんからな」
「おい!……って、理解してなくても出来るもんなのか?」
「才能だな」
ドヤ顔うぜぇ!!
「まぁそう怒るな、歴代の勇者は例外なく世界トップクラスに到達しておる。それも数年で、の。しかしそんな過去の者達でも1日2日で魔力を感じ取れていた訳じゃない、お主等は既に歴代でも有数の才能の持ち主だ」
「…まだなんも言ってねぇよ」
顔にでてたか、気を付けねぇとな
「クックック、ところで力也よ、お主は修練に来たのだろう?手合わせせぬか?」
「姫さんと……?」
「そうだ」
「いやいや、王女が何言ってんだよ」
「まぁよいではないか!ほれはようせい」
「……チッ」
さっさと修練場に入っていく姫さんに続いて入っても特に騒がれる様子は無い。俺の事は知らない3人だと思うが、姫さんが行っても特に反応がないってのは、姫さんはここの常用者ってことか
「リリス様、そちらは誰です?」
「もしかして姫様のこれっすか!?」
「えぇ!?そんな、違うと言ってくださいお姉様!!」
……なんだこの一癖も二癖もありそうな奴らは…英雄の相手でもしててくれよ
あとお前何時まで小指立ててるつもりだ、折るぞ
「ああ、まあそんなところだ。少し手合わせをしようと思ってな」
「「「なっ!?」」」
おいおい、変な言い方すんなよ……てか小指立ててた男まで驚いてるとか……姫さんのキャラが気になるな
「ふうん…へえ、悪くは無い、けど……ううん、姫様が惚れるようには……」
「あまりじろじろ見るな茶髪」
「ちゃぱっ……いえ、名前を名乗ってませんでしたね」
「そんなことはどうでも良いのよ!あなた!お姉様の何なんですか!?」
「そんなことっ!?」
「…なんなんだよお前は」
いきなり割り込んでメンチきってきやがって、喧嘩売ってんのか?
「落ち着けカリン、さっきのは冗談だ冗談、力也は昨日召喚された勇者だ」
「な、なんだそうだったんですのね。脅かさないで下さいまし、お姉様……へ?」
「ほう、勇者ねぇ……あれ?」
「ふうん、勇者か………ん?」
「「「勇者!!??」」」
見事にシンクロしたなぁおい
「言ってなかったのかよ姫さん」
「当たり前だ、お主に会ってここに連れてくるのなど予測できるはずもないしの」
「え、ええ!?なんでこんなところに勇者が!?いや、勇者様が!?」
「ん!?も、もしかして明日……てか今日の緊急招集って…」
「うむ、力也と、もう一人の勇者の紹介をするためだ」
「2人…?勇者が2人なんですか?」
「いやいやいや!勇者が2人なのも驚きだがここに勇者様が居ることの方が…」
ん?
「昨日召喚されたばかりなんですよね、それでもう既にここに来るなんて聞いたことありませんよ?」
「お姉様っ!この男に近づいてはいけません!!!」
「うおっ、なんだカリン落ち着け!!飛び付くなっ!それと力也は私が連れてきただけだからな!」
「そんなっ!?お姉様、もしや既にこの男の毒牙に!?」
この魔力は………
近づいてきてるな…
「お前は、何が、言いたいんだ!サーニャ!カリンを引き剥がせ!」
「は、はい!」
「やかましいな、結局あの赤髪は何が言いたいんだ?」
「はは、カリンは勇者様にリリス様が惚れてしまわないかと心配してるだけですよ」
「お姉様は渡しませんからね!!」
「安心しろ、そう言うのは俺の仕事じゃない」
「騙されないわよ!歴代の勇者は本妻、妾を問わなければ必ず王女と関係をもってるんだから!」
「分かった、分かったから離れなさいカレン!アーロン!あなたもリリス様からカレン引き剥がすの手伝って!」
「あ、ああ、わかった」
…姫さんがされるがままだな、面白い光景だ
「だから、そう言うのはあれの仕事だ」
「あれ?」
「お、力也!お前も朝練か!?」
「よう英雄、珍しいなお前が朝からトレーニングなんてよ」
「なんかよ!こう、ワクワクしねーか!?魔法だぜ魔法!」
「お姉様っ!あ、あれは危険です!」
「落ち着け、吾はもう見ておる!お主の方が顔が赤いぞ!」
「こっ、これはお姉様に抱きついてるからですぅ!」
「余計質が悪いわ!サーニャ!アーロン!早く!」
「分かってます!って、おい!サーニャ!何を……へ?」
あー、茶髪のやつの英雄を見る目、ありゃ落ちたな
「あれ?リリス様も?他はまだ知らないな…」
「はうっ!?」
「なっ!?」
英雄と目が合ったか、変な声出してるし
男の方は………ご愁傷様
「おい!サーニャ!アーロン!こっちを忘れるな!おい!」
「お姉様ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
……カオス
「り、力也…どういう状況だ?」
「お前のせいだ」
「俺の!?なんで!?」
…さて、どう収集をつけるべきかな
……とりあえず赤髪を引き剥がすか