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自分らしく

ピーマンを暖かいところに運ぶ。


「僕はどこの学校に行くの?」


そう聞かれた。


どう言うべきか。


「私立五丁目小学校と、地元の小学校。

 好きな方を選んでいいんだよ。」


「でも、パパと一つ約束。

 どちらでもいいはダメだよ。」


なんで?と息子は言う。


「それはね。

 それは、自分の人生だから。」


少し難しかったか。

息子は首を傾げている。


七巡目指名されて、ただただ生きてきた私。

それでもこの息子、そして妻と出会えた。


順位は大事だ。

でも、それだけでは決まらない。


私が。私たちがどう生きるか。

どうしたいか。


その方がきっと大事。

いや。その方がきっと楽しい。


ピーマンの芽が日光に照らされている。


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