表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者が死んだ王都では  作者: 真知コまち


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

54/59

 変化?

∼前回のあらすじ∼


  救出しました


 「何時まで、余を待たせるつもりだ!」

  過ぎた事を、いつまでも説教する、皇帝。


 ・・・うるさい。

 自分では出られないから、待っていたんでしょ?

 感謝は無いわけ!感謝は!

 囚われているのは、皇帝あれだと思っていたけど…助けるんじゃなかった。

「…ハウス!」


 「()()‼」

  犬扱いする王女に、再び激怒する。


 あ~あんな皇帝やつの為に、お姉様が、魔力切たおれたなんて…

 嘆かわ・・・いや、破壊衝動いつものことか。

「ありがとうございます~」


  王女は、皇帝の後ろを覗き、遠くに向けて手を振った。


 「おい!それは、誰への感謝だ」

  込み上げる怒りを抑え込み、一度、冷静になる。

 「そういえば…娘は、見つかったのか!」


「娘?誰の・・・あああ!」

 皇帝に問われ、この屋敷に来た、一番の目的を思い出した。


「あなた…ちゃんと、捜していたんだ!」

 戦闘狂の姉と違い、約束を忘れず動いていた事に驚く。


 「面倒なことに、一人一人、娘であるか確認してから、殺していたんだぞ!」

 「全員、はずれだったがな!」


「確かに!屋敷で会ったのは、全員男」

「娘は、一人も…変装…変装よ!男の格好をした人物は、いなかったの?」


 「知らん!質問に答えない者は、問答無用で殺した」


 希望を持った表情が、絶望の表情に変わる。

「…娘を捜す皇帝へんしつしゃの質問に、答えられるわけ無いでしょ!」


 「余を変質者呼ばわりとは!良い度胸だな…」


 互いに睨み合う二人の間に、重い空気が流れる…

 


  「お、お待ちください。姉様!」

   積みあがった瓦礫を吹き飛ばし、男装した娘が出て来た。

  「私の為に、喧嘩をしないでください!」


「…えっと?」


  「私ですわよ!このぐらいの変装、気づけますでしょ⁈」

   王女に、髪を乱し、髭を生やした姿を、見せつける。


 いやいや…

 付け髭までされたら、分からないけど?

 多分、そうなのよね…

「ぶ、無事だったのね」


  「あ~まあ。そうですわね…」

   屋敷の中を、皇帝から逃げていた事を、思い出す。

  「ずっと、ここに居ましたからね~」

   二人が喧嘩になる未来を予測し、嘘をつく。


 「んん~ん」

  瓦礫の吹き飛んだ音に驚き、目を覚す。 


「お姉様!気が付かれましか?」


 「あら!二人とも、怪我は無い?」

  肩に手を添え、ゆっくりと立ち上がる。


「え、ええ…」

 

 「良かった。二人とも無事で何よりですわ」


  「姐様?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ