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異端者が送る異世界冒険記  作者: 小豆
1章 ゼラニウム
1/4

プロローグ 物語の始まり

拙い文章になっていると思いますが、ご意見・ご感想あれば今後の励みとさせて頂きますので是非とも

 『続いてのニュースです。昨夜未明、〇〇県✕✕市で男性が殺害されました。この付近では以前から殺人事件が多発しており、犯人は未だ逃走・・・。』


 「♪♪♫♪♪♪〜 ♪♪♪ ♪♪♪♫〜」

 

 鼻歌を口ずさみながら、見慣れた街を闊歩する。

 何処からどう見ても可愛らしい少女が歩いているだけにしか見えない。

 一つだけ違う点を上げるなら、片手にナイフを持っていることくらいだろうか。

 

 今の時刻は午前2時過ぎ。

 都心から離れたこの地区に、電灯以外の明かりは殆ど無い。

 

 (何あれ?)


 少し先にある交差点に人影が見える。

 ハッキリとは見えないが、恐らく人だ。

 

 ―明らかに何かおかしい。

 こんな夜更けに交差点で一人何をしているのか。

 だが、そんな事に興味は無い。

 

 無視して別の標的を探そうとした瞬間、突如として此方に向かって走り出した。


 距離にして100m程度だろうか。

 予め用意していたナイフを片手に構える。


 (って、ん?)


 突然、背後から気配を感じた。

 気配探知にはかなり自信があるつもりだったが、背後に接近してくるまで一切気づくことが出来なかった。


 (あれ?ヤバい??)


 敵は一人だと思い込んでいたが、そうではなかった。

 最初から敵は二人居たということだろう。


 「……早く、こっち!!」


 強引に手を引っ張られる。

 かなりの力で腕を掴まれていて逃れることは出来そうにない。

 僅かに宙を浮いている。かなり腕が痛い。

----

 あれから程無くして、見知らぬ場所へ辿り着いていた。

 大した時間は経っていないはず。

 それなのに、辺りの景色は一切見覚えのないものへと変わっていた。

 目を離していた訳では無い、突然景色が変わったというべきか。

 不可思議な現象を目の当たりにし、頭をフル回転させるが答えは一向に出る気がしない。

 

 やがて、答えを出すことを諦め、ここまで引っ張ってきた人物に話しかけることにした。

 

 「それで、貴方は?」


 ナイフを構えながら、目の前の少女に問いかける


 「……私は敵じゃない。」

 

 これから楽しい愉しい冒険が始まる。

編集ミスがあればご連絡頂けると幸いです

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