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We must goodbye to the present for the familiar world to the scientific world revealed by physics.

生きたい


降ってくるような、音の雨。

静かな、そこに遥か昔からあるようなランドスケープを彷彿させる静かな音色。


柔らかく、温かい。降り注ぐ音は神経質さを表しながら、しかし穏やかで揺るがない音楽が示したのは「生きること」。


大地からのエネルギーを消費するかのように雄弁に余白が叫ぶ「まだ、終わらない」と。



この方は時間があまり残されていない。ご年齢もさることながら、病魔にも侵されている。ご本人含めて「自明」だろう。


冴え渡る頭脳と「怒り」。

この方はずっと怒っている。この社会に。なぜ「わからない」のか、と。


その政治的発言や行為から、賛否両論。

この方の発言を切り取って使われたことも数多くある。しかし、この方はそれでも黙らない。


本当の意味で残された時間はあまりにない。

明日、訃報がニュースになったとしても、それを惜しむ人々で溢れるが、誰も疑わない。


そんな「死」を見つめている「作曲家」の作り出したアルバム。


読み人知らずからの「彼」へのメッセージとして、ここに記す。第三者からみた「死」へ抗う「景色」を。

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