初めての経験
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次の日
いつものように登校し下駄箱を開けると
「またか...」
昨日と同じような手紙が入っていた、そんなに俺をからかいたいのか...
イタズラだと確信しまたゴミ箱に捨てた
それからも昨日と同じ展開になり
次の日も
また次の日も
またまた次の日も
....そして気がつけば金曜日まで続き異変が起こった
いつものように下校していると
「なんで毎日こないのよ!」
どうせ俺に向けてじゃないだろうと思い無視をしたら
「あなたにいってるのよ!宮野葵!」
突然俺の名前が呼ばれ振り替えると
東雲紗姫が仁王立ちをしていた
あんたそんなキャラじゃないだろうと思っていたら
「どうして校舎裏に来ないのよっていってるのよ!」
ああ、あの手紙は東雲のだったのか
「どうして俺を呼び出したいのですか?」
「あなたがあの猫ちゃんを持っていったからよ!」
それでか...合点がいった
「はぁ、それでは今から持ってきますね」
「ええ、それでいいわ」
ふと俺は気になることが思い浮かんだ
「それほどあの猫に固執するのになぜ...あそこに放置してたのですか?」
「は?放置なんてしてないわよあそこで私が飼っていたのよ」
...は?
今この女何て言った?
あんなとこで...飼っていた....?
「もしかして...ご飯をあげましたか?」
「当たり前じゃない、何を当然のことを言ってるの?」
それを聞いた瞬間、俺の中の何かが切れる音がした
「ふざ...けるなよ...」
「え?なんて?よく聞こえない」
「ふざけるなよと言ったんだ!」
自分でもびっくりするほどの声がでた
「何?あんな場所で飼っていた?冗談じゃない!」
「何もそんな怒ることない...」
「いーや怒るね!人生で一番おこるね!あんな薄暗い日光もあたらず雨風も防げない場所で飼っていた?ふざけるな!」
なんで俺はこんなことを言っているのだろう
「しかもご飯まであげた?その意味が分かってるのか!」
「いや..わからない...」
「だろうな!猫はお前が思っているより賢いんだぞ!何回か同じ場所でご飯をあげたら覚えるんだぞ!」
そうか...
「だからお前がご飯をあげたせいで、ここでご飯が貰えると思いずっとあの子は待っていたんだぞ!」
俺は今...
「俺が拾った時には餓死寸前だった!どうせ部活やら友達やらで行けなくなり放置してたんだろ!?」
初めて...
「そんなことをするお前に!」
人に向けて...
「猫を飼う資格なんて無い!!」
感情をぶつけているんだ...
「はぁはぁ」
俺が全て言い終わる頃には彼女は言葉を失っていた
「すまん..言い過ぎた、この事は忘れてくれ」
そんなことを言い残して俺はまた帰路につくのだった
前書きにも書きましたが正直に感想を書いてくださると嬉しいです