紗姫視点2
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今回はモブどもの絡み合いの時の紗姫視点です
宮野がクラスの男子3人に連れてかれるのを見てしまった
「これはついて行くしかないわね...」
しかしなんで宮野が連れてかれるのだろうか....まぁ、盗み聞けば分かるか
と思ってたら4人は校舎裏で話始めた
あれは....高山と菊地と赤井だったかしら?
あやふやな記憶を探ってると3人が自己紹介をした。やっぱり合ってた
宮野は覚えていなかったらしくモブA、B、Cと言った。やばい...笑いそう...こらえないと...
ふぅ、なんとかこらえて耳を傾けると、どうやら私が宮野にかまってるのが気に食わないらしい
またもや声が出そうになった。
“私がなにしようが勝手なのになんであいつらに決められなきゃいけないのよ!”
と心のなかで思うと、どうやら宮野だけダメらしい
“どんだけあいつ嫌われてるのよ...”
若干あきれてると
「だってよ、東雲」
....え?ば、ばれてる!ど、どうしよう逃げないと
そんなことをしてたらいつの間にか宮野がいなくなってた
あいつ...逃げるために私の名前を使ったわね....後で問い詰めないと
そんなことを思い教室に戻り、授業が終わり問い詰めようとすると宮野が逃げた...
どうやらまだあの3人に追われてるようだ
まぁ、放課後でいいかと思い放課後まで待った
さぁ!今回こそは捕まえる!行動しようとしたら、またあの3人に連れてかれた
”仕方ない....またついて行くか....“
ついて行くと空き教室に入っていった
さすがに助けるか...そう思うと宮野とバッチリ目が合った
「あ、東雲こいつらなんとかしてくれよ」
呼ばれたので教室の中に入ると3人はとても驚いていた
どうやら1回目同様嘘だと思っていたらしい
む、今宮野にバカって思われてる気がする
忠告すると当たっていたらしく少し怖がっていた、私心理戦得意かもしれない
そんなことを考えてると3人が
宮野を侮辱した....
.....は?宮野よりこいつらの方がいい?
ふざけるなよ....宮野は誰よりも優しい。まだそれしか分かってないけど他にもいいところがある、絶対
なのに.....なのに....こいつらは...
人にこんな感情を向けるのは初めてだった
でもここで怒鳴り散らかしては宮野にも迷惑がかかる
だから私は自分でも驚くほどのトーンの低さで学校の時の口調で
「裏でこそこそ3対1で責める人はどこの誰でしょう?」
うん、こんな感じでいいか。あんまりきついこと言うと立ち直れなくなっちゃうからね
そしてちょっと強引に宮野と教室を出ようとしたとき
なぜ一緒に帰るのかまた聞かれた...目的地まで言わないといけないなか、だから
「はぁ、彼の家に行くからに決まってるじゃありませんか...」
って言ってやったのさ!
その事について宮野がとやかく言ってきたので仕方ない...あいつらに黙らすように言うか
宮野の家で猫とたわむれてたら時間になったので家に帰った
家に帰りあの3人組に黙るように言いそして1日を振り返ってみると
「なんで私、あんなに怒ったんだろう....」
怒ることはあんまり私はしないはずなのに...
もしかして....いやいや、ないない
私が恋なんて.....中学でしないって決めたのに
これは...距離を縮めて様子を見るしかないわね...
そうして宮野にどうやったら名前で読んでくれるか作戦を考えた
バカって思われたことを忘れて
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次回から二章です
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