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【ライブレポ】復活の大笹祭(笹口騒音4バンド, 夜に駆ける, corner of kanto)

2月27日は待ちに待った復活の大笹祭!@西永福JAM


笹口騒音さん率いる4バンドとゲストの2バンドが音楽の金メダルを目指して演奏し合う、よーよーと全地球人類(宇宙人も?)必見のイベントです。


★16:00 OPEN


映画音楽っぽいムーディーな曲や、ルイ・アームストロングのWhat a Wonderful Worldなどのウェルメイドな名曲が、静かに会場を盛り立てる。


★16:30~ うみのて

第1期の佳曲"FUNADE"でスタート。今日もギタリストのワタナベマイさんはMOTHER(奇妙で面白くそして切ないRPG)のシャツを着ていて俺得。


その後の新曲が素晴らしかった。戦争をテーマにした曲でタイムリーだし。(一応言っておくと、ツイッターにもブログにも書いていないですが、よーよーも戦争には反対ですよ。当たり前すぎて書いていないだけ。声を上げる必要性も感じるけど、そこに自分の役割を感じないので…)


そして、「一般人」と「砂漠です」を続け様に演奏。どちらも第2期うみのての名盤『奇数たちよ!』を彩る名曲だ。


最後に演奏したのは、「21st Century Soundtrack」。素晴らしすぎて、20世紀の偉大なる音楽を更新する21世紀の音楽をそこに観た。次のアルバムにも収録希望です。


巷の話によると、有名どころで言うとマイブラッディバレンタインのライブは鼓膜を突き刺すような轟音だという。僕もこれまで鼓膜を破るような大きな音を鳴らすロックバンドを何組か観てきた。しかし、うみのてのライブは爆音だけど鼓膜に優しい。音のバランスも整えられていて、まるでロックミュージックの桃源郷です。


★17:15~ corner of kanto

直球のオルタナティブサウンドがカッコ良い男性4人組ロックバンド。フロントマンのギターボーカルとハモるベースボーカルが気持ち良い。


最後に演奏した曲がとても良かったな。うみのてや踊ってばかりの国と通じるものがあると感じる歌と演奏。それらのバンドや、オルタナティブでありつつ"うた"を大事にするようなバンドが奏でる音楽性へのリスペクトを感じた。


★18:00~ 笹口騒音オーケストラ

鉄板の「トゥモローランド」からスタート! この華やかさ、この多幸感! 西山小雨さんの笑顔が素敵すぎて、こちらも釣られて笑ってしまう。僕が華やかさと多幸感をもっとも憶えるミュージシャンは西山さんだ。


歌とリズム隊の演奏に温かい体温を感じる。そして、アコーディオンが描いた背景にホーンセクションが突き抜ける風を吹かせる。盤石の楽器隊が名曲を描いていく。


新譜から披露された「バードマン」も良かった。鳥が飛び立つような、あのサビの清らかな高揚感は新しいリスナーにも聴いてほしい。


最後は自分にとって大切な楽曲である"NEW MUSIC, NEW LIFE"でシメ。シメなんだけど、シマリの悪い笹口さんのMCがくすくすと笑いを呼び起こす。


★18:45~ 夜に駆ける

やゔぇブツを観てしまった…。ここから一つの歴史が始まっていきそうな歌と音。


シューゲイザーやポストロックの文脈で語られることの多いバンドだけど、"はしもとりお"さんはストレートなロックソングを書ける方なんだと思う。今日も演奏した「化石になろうよ」や「やめるときも、すこやかなるときも」は、良い"うた"を作る素養がないと作れない。


一つの"うた"として最上の"うた"を鳴らす彼女達。月夜をささやかに照らす女帝のごとく、ステージにたたずむはしもとさんにはカリスマ性がある。しかし、語尾が揺れる歌唱のようにモロさや儚さゆえの尊さも同時も感じるのだ。


最後に披露した"うみのて"の「WORDS KILL PEOPLE」のカバーも楽しかった。しっとりとしたピアノパートとギターの轟音のニ側面で「WORDS KILL PEOPLE」を美しく描いていた。


★19:30~ 太平洋不知火楽団

笹口さんの4バンドのうち、笹口さんのギタリストとしての演奏が最も楽しめるのがこのバンド。コードレスのベースで荒れまくったステージパフォーマンスをする大内ライダーさんと、今日はなぜか大内さんと同じ髪型でリズム隊同士息のあったドラムのツガネさんの演奏に魅せられる。


ダンヘル(ダンシングヘル)は本日最高潮の盛り上がり。新譜から「売春歌」と「ADHD」も聴けて良かった。小人数メンバー由来のロックのダイナミズムにあふれたステージだった。


★20:10~ NEW OLYMPIX

笹口さんのタッピングや、幽玄から鋭い凶器まで表現するようなエフェクトがかけられた森岡さんのギター。そして、ツガネさんとサポートのゴトウアサヒさん(途中から大林いくおさん)の盤石のリズム隊。今日もニューオリンピックスは自己記録更新です!


「何様、もう少しだけ」や「歌を残したい」など、笹口さんの三の線でユーモラスな側面が現れた曲も聴けるのがニューオリの魅力の一つ。しかし、ただユーモラスなだけではなく、辛辣なメッセージも含まれているのが笹口流。


「もはや平成ではない」も聴けて良かった。懐かしくも新しい令和の最先端の音楽を鳴らす彼らに拍手!


★20:40~ ひ・み・つ

最後は笹口さん一人でシン曲の「地球の店員」のエレキギター弾き語り。4バンドのうち、どのバンドが演奏することになるのか、気の早い僕は今から気になっている。


-----終演-----


笹口さんが率いる4バンドは、ソングライターもフロントマンも笹口さんだが、それぞれのバンドでしか表現できない光景と感情の粒度がある。


僕は笹口さんとその仲間たちの未来を信じている。エベレストから太平洋まで、これからも様々な光景を僕達リスナーに見せてほしい。


【復活の大笹祭】

16:00 OPEN

16:30~ うみのて

17:15~ corner of kanto

18:00~ 笹口騒音オーケストラ

18:45~ 夜に駆ける

19:30~ 太平洋不知火楽団

20:10~ NEW OLYMPIX

20:40~ ひ・み・つ

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