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続・ポエトリーリーディングの名曲7選を聴いてくれ

SuiseiNoboAsやRADWIMPS、MOROHAなど7組のアーテストのポエトリーリーディング曲を取り上げた↓の記事が好評だったため、続編をアップします。


ポエトリーリーディングの名曲7選を聴いてくれ

https://ncode.syosetu.com/n1062fz/40/


さっそく、行ってみましょう!


★1.夜に駆ける - やめるときも、すこやかなるときも

一番手は"夜に駆ける"から。流行曲の名前ではなく、バンド名が"夜に駆ける"です。


語尾がかすかに揺れるポエトリーリーディングがリスナーに切実な感情を呼び起こす。


ジャンル的にはシューゲイザーになるのだろうが、この曲は理想的なシューゲイザーだ。楽器隊のそれぞれの演奏が一つの強固でなめらかな意思を持っており、それらがあわさって快く劇的な音空間を作り出す。ボーカルの最後のシャウトが投げかけるものを感じてほしい。


★2.春ねむり - いのちになって

リリカルなポエトリーリーディングを披露する1995年生まれの女性アーティスト。極めて優れた詩人であり、ミュージシャンだと思う。


彼女の曲「春と修羅」という曲名は宮沢賢治の詩から取ったのだろうけど、切実だけど、深刻ではなく、ひたむきさから来る明るさを感じる点は宮沢賢治の詩のテイストと近いものを感じる。


この「いのちになって」も命の輝きを感じるし、何より心に刺さる。ポエトリーリーディングというギミックを用いた曲にふさわしく、言葉を発する、その勢いと密度が胸を打つ音楽だろう。


★3.うみのて - UNKNOWN IDIOT

ポエトリーというよりは独白、独白というよりはメッセージなのかもしれませんが、ポエトリーリーディングとして扱っても違和はないのでご紹介します。


匿名掲示板で悪質な書き込みをする人間に対する敵意を歌った世間の曲の中で、もっとも辛辣で豊かな歌として後世でも語り継がれる曲でしょう。


「いいかお前の体を10年後か100年後だかに蝕むのは

毒でも水銀でも放射能なんかでもない

お前の腐った腐りきった心だよ

匿名の名無しのお前よ 気づかれないとでも思ってるのか?」


「死ね」という言葉を使わずにこれほど辛辣な言葉を僕は知らないです。


★4.小沢健二 - アルペジオ (きっと魔法のトンネルの先)

小沢健二が歌メロを歌い、ゲストの2人(二階堂ふみと吉沢亮)が美しく素敵なポエトリーを読み上げる。ここには、表現をする者としてのささやかなロマンと小さな幸せがあります。復帰後の小沢さんの曲で一番好きです。


★5.amazarashi - 冷凍睡眠

近年でポエトリーリーディングをするロックバンドといえば、amazarashiが筆頭に浮かぶ。


amazarashiの音楽性はバンプの暗い部分だけ引き継いだと言う人もいる。確かにバンプのような温かなユーモアはないのだが、バンプにはない危機迫るヒリヒリした切実さがある。


★6.The Doors - An American Prayer

ここで70年代発表の洋楽の楽曲を。ドアーズは知名度もあるが、アンダーグラウンドなシーンでもカリスマティックな人気のあるバンド。(日本でいったら、ゆらゆら帝国みたいな感じだろうか。)


この曲は、亡くなったジム・モリスンによる生前の詩の朗読テープにメンバーが演奏したバックトラックを加えたものです。


この曲でも男性器が歌詞に登場したりするなど、ジム・モリスンの書く歌詞は淫蕩なものが多く、彼が生きていた時代には発表できないものがありました。詩的でアヴァンギャルドでexplicit(公で話すのがためらわれるような露骨で卑猥な表現や、傷痕のように過激で生々しい表現が含まれているという意味)な彼の歌詞は、のちのうみのての笹口騒音さんに通じるものを感じます。


★7.GADORO - クズ

トリを飾るのはGADORO。エレガントなピアノサウンドの上で行われる慎ましやかでストリート感あふれるラップに胸をつかまれる。YouTubeで860万の再生回数を誇るこの曲は、ポエトリーラップの普遍的な名曲であり、全世界の落伍者やクズのテーマソングでしょう。


いかがでしたか?

お気に入りの曲が見つかったら嬉しいです。

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