僕の昔馴染みがむかつく
昔馴染みは自分の婚約者にご執心
お昼をみんなで一緒にとるため、中庭に移動した。
「兄上ー!義姉上ー!こっちですよー!」
中庭でアベルが僕達に向けて手を振っている。僕達も手を振って、アベルの元へ向かう。
「アベル様、お待たせしました」
「はい、義姉上!」
「アベル君、久しぶり」
「ハリー殿!久しぶりですね!」
アベルとハリーが握手を交わす。オルティス家とフィリップ家は昔からの付き合いがあるのだ。
「じゃあ早速お昼ご飯にしようか」
「わーい!お昼ご飯ですね!」
「「「「いただきます!」」」」
「ユーナのお弁当美味しそうだね。使用人の腕が良いんだね」
「ありがとうございます!ハリーもよかったら一口どうぞ」
「いいのかい?ありがとう。お礼に僕のお弁当も一口どうぞ」
「義姉上!よかったら僕のお弁当も一口食べますか?」
「ユリア、僕達も交換こしよう!アベルは僕以上にユリアと仲良くなろうとするな!」
「じゃあ兄上がもっと義姉上と仲良くなってください!」
「当たり前だ!」
「はいはい、どうぞどうぞ」
本当はユリアとハリーを引き離したいくらいだけど、ユリアにとっては大事なお友達だからぐっと堪える。
ユリアとの楽しい時間は早く過ぎるもので、昼ご飯はもう食べ終わった。お昼休みの時間もあと僅かだ。
「じゃあそろそろお開きにしようか」
「じゃあまた放課後に」
「ユリア、ホームルーム終わったらすぐに迎えに行くから待っててね」
「うん、待ってるね」
「じゃあユーナは僕が教室までエスコートするよ」
「ふふ。ありがとう、ハリー」
「どういたしまして。じゃあ行こうか」
そうして僕達は教室に戻った。正直ハリーにユリアをエスコートさせるのは面白くない。面白くないけど教室が違うので仕方がない。
一方ノアはわがまま姫殿下に気に入られている




