婚約者の幼馴染と昼食2
昼食
お昼休みの時間です。いつもならノアとアベル様と三人で食べるところですが、ルーク様がいてくれるので四人でお食事です。
「ユリちゃん、ちょっと提案なんだけどさ」
「はい、なんですか?」
「いっつもノアと昼食をとってるみたいだし、これからしばらく、たまには友達同士水入らずで二人で昼食にしない?」
友達同士で食事なんて、なんて素敵な響きでしょう!ぜひお願いしたいところですが、変な噂が立つとノアを困らせてしまうのでお断りします。
「すみません、ルーク様。さすがに二人きりはちょっと…」
「…あ、そっか。そうだよね、ごめんごめん」
「いえいえ、じゃあ早速食べに行きましょう」
いつもの中庭に行くと、何故かアリア様がノアと一緒にいました。
「ユリアナ様、ご機嫌よう」
「ご機嫌よう、アリア様。どうされたのですか?」
「ユリアナ様がルークと一緒に食事をとっていると聞いたので、私もと思って。だめかしら?」
「ユリアはどう思う?ユリアが嫌なら断るよ」
「えっと…いいんじゃないかしら…」
何か嫌な予感がする。でも、ここで断るのも感じが悪いし…仕方がないわよね。
「…そっか。わかった。じゃあそうしよう」
「まあ!嬉しい!ノア様と昼食なんて夢みたいです!」
このことが周りからどう見えるか、考えていなかった私のせいで、大変なことになってしまうのでした。
パンケーキが食べたいです




