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私の婚約者が完璧過ぎて私にばかり批判が来る件について  作者: 下菊みこと


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婚約者の幼馴染がクラスメイトになりました

同じクラスに編入されました

今日から婚約者の幼馴染、ルーカス・クーパー様が私のクラスに編入してきます。ちょっと緊張しますが、ノアの為にも頑張って仲良くなれるようにします!


「ねえ、皆様。今日からルーカス様がうちのクラスに編入されるそうよ」


「まあ!あのルーカス様が?」


「目の保養になるわねー」


早速ルーカス様のことが噂になっているようです。仲良くなれるようにと気合いを入れていましたが、もしかしたら他のご令嬢方に囲まれて近づけないのでは?と不安になってきました。なにせルーカス様は大変美丈夫な方で、ご令嬢方からの人気が高いのです。背も高いし、藍色の髪もとても素敵で、また切れ長な青い瞳もすごく印象的なのです。


しかしノアの為にもなんとか仲良くなりたいです。気合いでなんとか乗り切りましょう!…と、気合いを入れ直していたら、先生が教室に入ってきました。


「はい、皆様席に着いてくださいねー。多分もう皆様も知っているとは思いますが、今日からルーカス・クーパー様がうちのクラスに編入されます。ルーカス様、どうぞ」


先生がそういうとルーカス様が教室に入ってきました。


「ただいま紹介いただきましたルーカス・クーパーです。どうぞよろしくおねがいします」


ルーカス様は軽く自己紹介をすると、こちらの方をちらっと見ました。なんだか前に会った時と違って睨みつけられることもなく、拒絶される雰囲気もないように思いますが、気のせいでしょうか…?


「さて、ルーカス様の席ですが…」


「すみません先生。俺は是非ユリアナ嬢の隣の席に座りたいのですが」


ルーカス様の突然の提案にクラスメイトの皆様はざわざわされています。私もびっくりです。


「そうか、確かユリアナ様の婚約者はルーカス様の幼馴染だったね」


「はい。ですので是非ユリアナ嬢と仲良くなりたいのです」


…!ルーカス様もそう思ってくれていたんだ!嬉しい!これなら仲良くなれそう!


「ではユリアナ様の隣はちょうど空いているし、その席にしようか」


「ありがとうございます、先生」


そうしてルーカス様の席は私の隣に決まりました。早速ルーカス様が席に着きます。


「あ、あの、ルーカス様」


「ユリアナ嬢…お久しぶりです。その、昔、は、ごめんね」


「え?」


「俺の家をバックアップしてくれたアリア様はノアに心を寄せていてさ。婚約者候補の筆頭だったんだ。それをユリアナ嬢が横から奪った形だったから…それに、アリア様とノアはお似合いのカップルだと今でも思ってる。だから、その…色々ごめんね。でも、ユリアナ嬢のことが嫌いとか疎ましいとか、そういうのじゃないんだ!だから、えっと…」


「あ、だ、大丈夫ですよ!全然気にしてませんから!それよりもルーカス様と仲良くなれそうで嬉しいです!」


私がそういうと、ルーカス様は心底ほっとしたような顔で、そう言ってくれると嬉しいよ、と微笑まれました。


「ノアとも仲直りしてあげてくださいね」


「もちろん!いつまでも喧嘩しっぱなしじゃしょうがないからね」


打ち解けてみると、思っていた以上に良い方で本当に良かったです。もっと仲良くなれるように頑張ります!

本当に良い人かな?

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