僕の愛しい婚約者に濡れ衣を着せようとしやがった奴らがむかつく
絶許
ふざけてんのか。
まず一番にそう思った。最近、ベル嬢とか言うご令嬢が、僕が嫌がっているのにもかかわらずベタベタとくっついてきてうざったい。しかもその周りにいる逆ハーレムメンバーどもは僕がそれを受け入れるのを当たり前だとでも思ってるのか止めもしない。僕は公爵令息であちらは男爵令嬢にもかかわらずだ。何考えてるんだ。それだけでも最悪なのに、あいつら、僕の愛しい婚約者であるユリアに濡れ衣を着せようとしやがった。何がいくら私が最近ノア様と仲がいいからって転ばせることないじゃないですか!だ。僕はお前らと仲良くしたつもりなんか一度もないから。有り得ない。本当に有り得ない。絶対地獄の底に突き落としてやる…。
僕は使用人とはまた別に雇っている、影と呼ばれる連中を呼び出す。まあ公爵家くらいなら多かれ少なかれこういう連中を雇っているものなのだ。
僕は影達にあの勘違い逆ハーレムバカどもを徹底的に調べろと命じる。もちろん本人達だけではなく、家の後ろ暗い所ごと調べさせる。手を緩めることは許さない。あいつらはきっとこれからもユリアに絡みまくるだろう。ユリアは僕が守ってあげないと…!そのためにもあいつらを再起不能なまでにこてんぱんに断罪しなくてはならない。大丈夫。貴族なんてどこも同じだ。必ず何かしら都合の悪い部分は持っているはず。それを今度王太子殿下が出席される夜会で断罪してやればいいのだ。絶っ対ぶっ潰してやる…。
地獄へのカウントダウン




