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番外編 嫉妬
可愛いヤキモチ
「君は僕のものだよね?」
「ええ、あなたの婚約者よ?」
はい。ノアが拗ねています。そして嫉妬しています。ノアと遊びに行く約束をしていた日に急用ができてしまったのです。本当に申し訳ない。でもこうなるとノアは結構面倒くさくなる。駄々っ子のようになってしまうのだ。
「なら、用事なんていいじゃない。僕と一緒に遊びに行こう?」
「それとこれとは話が別なのよ」
「…なんで?」
「なんでも」
…このままじゃ押し問答だ。仕方ない、これだけは使いたくなかったが最終手段だ。
「帰ってきたら、ノアのお家にお泊まりするから」
それでいいでしょう?と優しく微笑みかけるとノアは花咲くような笑みを浮かべた。
「本当に!?一日中一緒にいてくれる!?」
「用事が終わったらね」
「やったー!僕その日いい子で待ってるね!はやく帰ってきてね!」
この可愛い婚約者はこうして全身で私への愛を示してくれる。その度に私はちょっと困りつつも幸せを感じるのです。
ラブラブ仲良し




