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730 新年は挨拶から

投稿遅くなって、本当にすみませんm(_ _)m

なるべく頑張るつもりが、気がつけば1月も終わりが近くなってました( ̄▽ ̄;)

もっと頑張らねば(>_<)

そんな作者の事情はどうあれ、楽しんで貰えると幸いですm(_ _)m



「おはよう、健斗」

「おはよう、遥香。はい、コーヒーいれたよ」

「ん」


寝起きの妻にコーヒーを出すと、それを飲んで一息つく。


「あと、あけましておめでとう。今年もよろしく」

「ん、よろしくなー」

「まっま!」

「んー、おはよう、桜。桜も今年もよろしく」

「あう!」


抱っこをせがむ桜にのんびり答えて、抱き上げるが、やはり父親の俺よりも母親の方が安心するのかもしれないなぁと、微笑ましく見守る。


「ちーちゃんもそろそろ起きるか?」

「多分、そろそろかな。誰かさんに似て寝起きは微妙だけど」

「む、生意気なヤツめ」


そう言いつつも、笑みを浮かべる遥香。


この一年でそこそこ慣れてきたはずなのに、まだ昔みたいに敬語を使いそうになる時があるが……まあ、そこは仕方ない。


俺にとっては、高校時代の担任だし、その事実は変わらないからね。


でも、桜という新しい家族も居るのだし、遥香の夫という自覚と、千鶴と桜の父親としての自覚もきちんと持たないといけない。


可愛い妻と娘なんだし、俺も俺で父親っぽくならないとね。


「んー……おはよう……」


そんなことを考えていると、千鶴も起きてきたようだ。


今年の春から小学二年生になる我が娘だが、段々と大人に近づいているようで、嬉しくもあり少し寂しくもある。


「おはよう、千鶴。朝ごはん出来てるよ」

「うん、食べるー。桜もおはよー」


そう言いながら、桜にも挨拶をして席に座る千鶴。


お姉ちゃんっぽくしたいのだろう、その様子が微笑ましいものだ。


「あ!パパ!あけましておめでとう!」

「うん、おめでとう。今年もよろしくね」

「えへへ」


なんとも可愛らしい娘は、年明けなのを今思い出したらしい。


「ちーちゃん、私にはないのか?」

「ママもあけましておめでとう!桜もね!」

「おう、おめでとう。今年もよろしくな」

「あい!」


分かってるのか微妙だが、絶妙な返事をする桜に思わず頬が緩む。


今年も朝から嫁と娘が可愛いので、今年も頑張っていけそうだ。


「しかし、あれだな。もう少し賑やかでもいいな」


朝食を食べつつ、そんなことを意味深に呟く遥香。


そのチラッと見てくる視線から感じるのは、もう一人作ろうという大胆なアピールなのだろうが……まあ、それはおいおい。


桜も無事に一歳を迎えられたし、もう少しは家族4人でも楽しいかもしれない。


最も、遥香の可愛さに俺が抗えずに夜頑張っちゃったらその限りではないが……まあ、それは嫁の可愛さゆえ仕方ない。


そのうち増えても、それはそれで楽しそうだし。


何はともあれ、年始から我が家は本日も賑やかで何よりです。



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― 新着の感想 ―
[一言] 更新お疲れ様ですm(*_ _)m 生存確認ができて良かったです。 出来たらほかの未完結のシリーズも 書いて欲しいところですが、 先生の作品なので、そこは気長に待つことにします。 楽しみに…
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