表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【Web版】進路希望調査に『主夫希望』と書いたら、担任のバツ一子持ち教師に拾われた件  作者: yui/サウスのサウス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

613/813

556 魅惑のSA

魅惑

「ぱぱ!」


水瀬さんを見送ってすぐに千鶴が俺に抱きついてきた。なんともタイミングのいいことで。


「お帰り。ママはもうすぐかな?」

「うん!いまね、おててあらってるの」


どうやら、我が娘が中で付き添ってくれていたようだ。まあ、流石に女子トイレに俺は入れないし、こういう時に何気なく守ろうとしてくれるのが我が娘の素晴らしいところだよね。


「お待たせ」

「遥香、お帰りなさい。2人はもう車に戻ったけど、遥香は何か買う?」

「そうだな・・・飲み物だけでいいさ」

「分かりました。千鶴は?」

「うんとね・・・あれ」


千鶴が指を指したのはソフトクリームだった。しかも、リンゴのソフトクリーム。なるほど、普段はなかなか食べないから気になるか。


「じゃあ、買いに行こうか。他にも欲しいものあったら言ってね」

「うん!」

「娘には甘いな」

「嫁にもそのつもりですよ?それに、2人とも普段から無欲だからこの程度はいいと思います」

「そうか?いつも強請ってるが・・・」

「物はなかなかないですよ」


抱っこしてーとか、キスしてーとか、膝枕してーみたいな可愛い要求はされるけど、物を欲しがることはほとんど無い。それに旅先の醍醐味はこういう普段接しないものとの出会いだしね。


「んじゃ、お前が食べたいものでいいよ」

「んー、特には・・・あ、あれ美味しそうですよ」

「肉まんか?確かにいい匂いだな」

「流石に雅人の車で食べる訳にはいきませんが・・・」

「んじゃ、今食べるか」

「うー・・・ちーも、たべたい」

「千鶴は俺と半分こしようか」

「うん!」


ソフトクリームも食べるとなるとお腹いっぱいになるだろうし、セーブしておかねば。千鶴も食べるには食べるが、女の子なのであまり多くは入らない。これでも、習い事のピアノと水泳をやらせてから少しは食べれるようになったが、それでも俺からしても少ないくらいだ。


「ほら、熱いから気をつけてね」


買った肉まんを半分こにして渡す。遥香にも熱いので冷ましてから食べるように言いつつ俺も1口。ジューシーな肉汁と柔らかい皮のなんとも絶妙なこと。うん、美味いな。


「あふあふ」

「ほらほら、ふーふーして」

「ふー、ふー」


可愛らしく息を吹きかけてから食べて笑顔になる千鶴。あー、ウチの子はやっぱり天使なんだなぁ・・・


「健斗」

「はいはい、分かってますよ」


ちゃんと遥香の方にも気を配るのを忘れない。夫であり父親な俺は2人をちゃんと相手にするスキルは必要不可欠なのだ。子供が増えればもっと頑張らねば。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ