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関東平野の運転手  作者: ラビット
2/12

意外なドッキリ

運転室に入るとまずはエンド位置を前にした。

ATSのベルが沈黙を破るように運転室に鳴り響く。

その後キーを差し込みレパーサーハンドルを前に、前照灯を点灯させいったん外に出て前照灯のチェック、その後TIMSを設定、スタフ差し込み。ざっと運転前の作業はこんなものだ。あとはブレーキテスト、

ブザー試験を終えれば発車時刻まで待つだけだ。

車掌からブザー試験と乗務員間連絡電話の感度確認のためブザーが鳴った。それにこたえるようにブザーを打ち受話器を取った。

車掌から

「こちら車掌です。ブザー及びマイク感度良好でしょうか?どうぞ」

という電話が入った。本宮はいつもより高いアニメ声といわれる声を出して、(もちろんドッキリのつもりで)

「はーーい!感度良好!異常はありまっせ――ん!」

と返した。

車掌は驚いた声で

「っちょ、何ですか!!」

と聞かれた。

本宮は

「うわーい!ドッキリ大成功!」

と言った。

車掌はあきれた声で

「あっ、はいそうですか」

と言った。


宇都宮運転所では、本宮のこのようないたずらっ子のようなところが本宮のトレードマークとなっている。









なんか、話、短くね?


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