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届け物
どうしてバレていたのかは知らないけど幸運な事に知っている人間は既に死んでいる
今考えると口封じする手間が省けて丁度良かったと思った
だが第三者も知っている可能性は大いにあるなぁ
まぁバレたところで相手も俺共倒れか
相手は犯罪に加担している事だし俺は食人鬼。断然罪が重いのは俺の方だ
今考えてもしょうがないけど
どうせなるようになるだろ
「それよりどうすっかなー」
夏目のさらさらと指通りの良い髪を撫でながら考える
最近は好きな相手もいなかったし捕食は控えていたから久しぶりに食べても良いんだけど
こいつを性の対象として見た事がないんだよな
...胃は満たせても性は満たせない事になる
それでもいいっちゃあいいか
溜まってないし欲しくなれば調達すればいい
折角だ、死んでまで愛してると言われたのだし
実際俺のために自殺までしてくれている訳だ気持ちを無下に出来ないだろう
わざわざ向き合ってやる道理なんてないけれど今回は同級のよしみとしてな、
胃の中で彼女を考える
好意には答えられないけれどせめてもの彼女にできる初めてで最後の事だ。




