1食目 唐揚げと目玉のカプレーゼ擬き
もう一品は.......プランターを確認すると残ってる野菜はシシトウとバジルプチトマトにシソだ
バジルとプチトマトはカプレーゼと被るし却下、でそうなるとシシトウの肉巻きとかだろうか?
これまた簡単なものになってしまうけど
まぁいいや、肉の部位は手首にしよう程よく薄いし巻きやすいだろう
冷凍庫からまだ凍っていない手首の、肉を取り出すとぶつ切りにしていた骨から肉を削ぎ落とし、シシトウを取ってくると洗ってヘタを取り巻いて楊枝を指す
巻いている途中、あぁシソとか味噌やチーズを巻いてもいいかと思いつき物は試しやって見たら意外と美味しそうだった。味は保証できないけれどね
後はフライパンに油を敷いて焼くだけだ
フライパンに並べると軽く塩コショウを振り焼き色をつける
じゅうじゅうと肉が焼ける音と油っぽい香りが漂って来た
脂っこい....
この時点でなんかもうお腹いっぱいだ
匂いだけで胃が満たされるなんて、我ながらとても安上がりな体だと思う
そういえば...さえバシ片手に野菜室を覗くとすっからからんで野菜が全然入っていなかった
最近バイトや大学なんかで買い物に行けてなかったからなぁ
もう少し野菜を取らないと肉ばかりの生活になってしまいそうだ
残るはモヤシとニラ...この間の餃子の残りだ、少しニラがくったりしている
腐ってはいないようだが早めに使い切らないと
そうこうしている間に後ろから焦げた匂いがしてきた
まずいっ!フライパンに駆け寄ると肉巻きの色が大分変わっている
「あーぁ、やっちまった」
炭になっていないだけマシなのだが、掴むと一部がプスプスと黒く焦げていた
火が強すぎたのとチーズが溶け出したのが原因だろう
第一は放置だとしても
いやまぁ炭でも何でも食べるけど、よそ見なんてしなきゃよかった
焦がすなんて初っ端から夏目に悪い事をしたなぁ