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7/7

【もしサッカーが12人制だったら……】

とあるボードゲームの月刊誌の巻末に

来月号の予告が記されておりまして

どのような内容なのか?

と申しますと

そのボードゲームと

サッカー(こっちは伏せないの?)

両競技の

第一人者のかたによります

対談の様子が掲載される運びになっているのでありますが


気になりましたのが

対談の冠に

『ビッグ』

と言う文言が付けられていることでありまして

ボードゲーム側につきましては

その競技を代表されます

ビッグなかたであることにつきましては

異論が無いのでありますが


一方のサッカー側のかたにつきましては

現役時代。素晴らしい選手であったことは事実なのでありますが

(……ビッグか?)

と言われますと

今は休刊となりました

サッカー雑誌の投稿コーナーでよく

駄洒落の題材

(ニハトのマークに(そのかたの名前)が付くなど)

で重宝されたことを除きますと


ポジションがポジションでありましたので。

ビッグと言われていることに御本人。

(違和感を覚えていましたら面白いのでありますが……)


そんなサッカーの話を今回綴ってみようと思います。


サッカーを見ていて思うことの1つに

様々なフォーメーションが存在し、

とあるフォーメーションが流行すると

それに対抗する形で別のフォーメーションが登場し。

を繰り返していく内に

一時、『古臭い』のレッテルを貼られていたものが

再び脚光を浴びましたりなんぞ致しまして

(また中盤ダイヤモンド型とか

ウィングバックの概念が復活していますからね……)


たぶんでありますが

もしサッカーが12人制でありましたら

並びかたが固定化され、

ラグビーのように

力の差=試合結果のスポーツになるのだろうな……

と感じております。


1トップで相手陣内を蹂躙することが出来るような選手が居れば

以下のような問題は生じないのでありますが


どこかの国のように

結果よりも過程を大事にするところでありますと

どうしても

決定力の点で問題を抱えることがよくありまして

それを補うべく

試合開始時とは異なる場所に進出し、

攻撃に厚みを持たせようとする。

そうしますと

オーバーラップしたところに生じました穴目掛け

様々な仕掛けが施されることになるのが

サッカーの魅力の1つなのかもしれませんね……。


これが小学生年代の

けっして広くは無いコートに

11人押し込んでしまいますと


キック&バック

と言いました

野球の守備練習みたいなサッカーが

流行することになってしまうのでありますが。


(おじいちゃんの話をしても良いかな?)


小学校の時の部活

と言うのは

季節ごとに異なっておりまして

私が通っていました小学校では

冬から春に掛けましてのバスケットボールに始まりまして

夏は水泳。

秋に陸上とサッカー

と言った塩梅で推移していたのでありましたが

その全ての部活の顧問が基本。同じ先生

でありまして

もちろん

ありとあらゆる競技に精通されているわけでは無く

バイタリティにモノを言わせて

のかたがたにより

指導を受けておりました。


その指導法は

どのようなモノであったのか?

と申しますと


まだJリーグ始まっていませんので

世界の最新情報など入って来ることが無い中、


専ら

学校の授業で教えることになるであろう内容を

部活で活用していく形式が採られていたこともありまして


先程述べました

キック&バック戦法を実現させるべく


とにかくボールを遠くへ蹴る。

それも自軍ゴールより

より外へ目掛け……。


これを繰り返していくうちに

相手ディフェンダーにミスが生じた時に初めて

相手ゴールを意識する。


…そんなことが

私が小学生時代に

課せられました

サッカーの姿でありました。


インサイドでボールを蹴ることなんかありません。

あるのはインステップもしくは

無回転のボールを蹴るわけではなく

インステップが出来ないから

と言う理由での

トゥーキック。


今から20数年前の

子供たちに教える

日本のサッカーって

こんなんだったんですからね……。


(今の子たちが羨ましいです。)

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