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【25年前以上は常識であったこと】

高校野球って恵まれてるよな……

と思うことの1つに

まだ予選の段階であります

各都道府県大会に登録されました

全ての選手の名前を

各都道府県を代表する新聞社が掲載する。


ほかのスポーツでありますと

下手をしますと

五輪でメダルでも獲得しないことには

存在すら認知されていない可能性があることを思いますと


高校野球って恵まれているよな……


最近では

ケーブルテレビを通じまして

近場の球場ですとライヴで。

そうでないところにつきましても

録画で。

試合開始から終了まで中継される環境が整えられている。


まだ地方大会。

それも

1回戦の段階で……。


(……恵まれているよな)


と思いながら

とある高校の初回の攻撃を眺めていましたところ


先頭打者がヒットで出塁し、

2番打者が送りバントを決めて一死二塁。

続く3番打者のセカンドゴロの間にランナーは三塁へ進み

迎えた主砲の4番打者が

初球に手を出し、

ピッチャーゴロでチェンジ。


(う~~~ん。

全てを流すのも善し悪しなのかな?)


(……そろそろおじいちゃんの話をしても良いかな?)


ちょうど私が中学2年の時に

世間の常識を

根底から覆す出来事が発表されました。


それはどのようなモノであったのか?

と申しますと


それまで御法度とされておりました

運動中の水分摂取。

バテテしまうから

と禁止されておりました

水分の補給をしないと

生命に危険を及ぼすことになることが

部活動の世界に置きまして

認知されましたのが

私が中学2年生の時。

今から約25年前の出来事でありました。


とは言え。

全く駄目であったのか?

と言いますと

必ずしもそうではなく

私が所属していました

学校の

野球部に関しましては


帽子に水を含ませることは許されておりましたし、

修学旅行の土産として

部活動の前。

先輩から差し入れられました

激辛せんべいを食べた日につきましては

水道水

(今思うと上水道だったのか?

どうかも定かではありませんが……)

直による水分の補給が許されておりました。


そんな話を一回り年上のかたにしていましたところ

そのかたは学生時代。

うがいはして良かったけれども

そのうがいをした水が

うがいの領域より奥に入ってしまった場合は

学校一周うさぎ跳びをしなければならなかったそうでありまして

うがいで投入した水全てを

直に土に戻すことは不可能でありますけれども

(……うさぎ跳びしたほうがマシ。

であったそうにございます。)


とは言え。

監督の優しさから来るのでありましょうね。

ベンチには常に水分を補給することが出来るようになっておりました。


なんだ。飲むことが出来るのか?


とお思いのかたいらっしゃることかと思われます。

思われると思うのでありますが

そこに用意されておりましたのは


チンチンに沸騰したお茶。


でありまして

しかも


冷めてはいけません


とばかりに


2時間おきに

新しく沸騰したお茶が

魔法瓶に入れられ


『これはいつでも飲んでいいぞ』

と目立つ位置に常備されていたそうにございますが


真夏の炎天下の元

監督が

どのような意図を持って設置されていたのか。

今は勿論のこと。

当時の常識から照らし合わせてみましても

理解することは出来ませんでしたし、

想像する気にもなりませんでした。

と述懐されておりました。


追記 高校野球の地方大会が開催されております。

先程の話とは

また別のかたの話なのでありますが

(……後輩に対して評価が厳しいですね。)


認めたくない

とか

あるのかもしれませんけれども

自分のほうが先に所属していたことだけを理由に

20年以上後輩の部員を

2種類の動物を組み合わせた2文字の言葉呼ばわりされている姿を

見聞きしてしまいますと

グラウンドでプレーされているかたがた。

ベンチ入りされているかたがた。

スタンドで応援されているかたがた。

(…所属されている部員のかたがたは

幸せな環境では無いところでの

部活動を余儀なくされてしまっているのかな?)


実際は、そうではないのでありますが

OBがあのような表現で

後輩を評しているのでありましたら

幸せではない環境なのかな?

と思われても仕方が無いことなのかな?


ヒトの振り見て

ではありませんが

自分も注意しなければ

と思った出来事の1つであります。

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