【若者のスポーツ】
私が10代の半ば。
突如としてブームとなりましたスポーツがありまして
それは何か?
と申しますと
サッカー
でありました。
それ以前にも勿論
日本に
サッカー
と言うスポーツは存在していたのでありましたが
メディアで取り上げられる機会は?
となりますと
元日の天皇杯決勝と
その翌日から
成人の日に掛けて開催されます
高校サッカー。
ほかには
年に1度。
日本で催されておりました
南米と欧州のクラブ王者が激突する試合
程度であった。
と記憶しております。
サッカーの日本代表に至りましては
存在すら認知されていたとは思えない扱いでありまして
それこそ
メキシコ
(当時アマチュアのみが参加出来ました)
オリンピックの銅メダルと、
戦前ベルリンで開催されました
これも同じくオリンピックで
スウェーデン代表を破ったことが
記録映像として遺されているのみ
でありまして
歴史は長いのでありますが
世界における人気に比べますと…
と言う時代が長いこと続いておりました。
ベルリンの時の余談となりますと
今みたいに
それこそ全世界のサッカーを
ライヴで見ることが出来たわけではないため
オフサイドのルールが変わったことを
日本代表が知ったのは
現地に入ってからだった。
そこからディフェンスの仕方を
根本から変更しての。
のスウェーデン戦での勝利でありましたので
『奇跡』
と言えば
『奇跡』
なのでありますが
(……スカウティングに大問題)
更に脱線しますと
今のオフサイドも
アメリカのW杯からですかね?
プレーに関与していなければ
最終ラインの後ろに入っていても構わないようになったのは?
あれを逆手に取る戦法
(囮となることを前提に最終ラインと駆け引きをすることにより生じた綻び目掛け
オンサイドの選手が走り込みパスを通す)
が出て来ても不思議ではないのでありますが
なかなか出て来ないですね……。
あれを意図的に行われると
ディフェンス。堪ったモノではありませんけれどね……。
で。なんの話をしようとしていたんでしたっけか?(苦笑い)
(……読み直しながら)
そうそう。10代半ばの時に
突如して
サッカーがトレンドになりまして
その理由は勿論。
『プロ化』
でありました。
それまでプロスポーツと言えば
の代表格でありました
野球の視聴率が
18%に激減した
(今考えれば18%。全く問題の無い数字なのでありますが)
(もっとも当時のパシフィックの視聴率に変化は見られませんでした。)
のに対しまして
サッカー中継は?
と言いますと
軒並み30%の大台を超え、
スタジアムは常に超満員。
来場されるかたがたの年齢層も
10代から20代の若者であったのに対しまして
プロ野球に足を運ぶのは…
と野球に対し
『因循姑息』のレッテルが貼られたのもこの時期でありました。
あれから20年の月日が流れました現在。
サッカーのスタジアムに足を運ぶ層は
どのようなものであるのか?
と申しますと
当時。10代から20代でありましたかたが
そのまま齢を重ねられまして…
競技をされますかたにつきましても
(学校の授業も含めますと
ゴール競技がバスケかサッカーであることもありますので
かなり高い割合になるのでありますが)
本格的に取り組む機会が増えます
10代のかたで
サッカーを選択されるかたに関しましては
低下傾向になっております。
落ち着いた
と言えばそれまでのことなのでありますが
…どうでしょうかね?
ボール回しを大事に
の傾向が強まっていることもあるのかもしれませんが
160~170cmの
ボールの扱いに長けた
俊敏なかただけが
残ることが出来る
(1・5列目もしくはサイドバック)
以外のかたは
残ることの出来ない
選別の仕方をしていなければ良いのでありますが……。
…みんな上手になっては居るのでありますが
無茶苦茶だけど対戦相手にはしたくはないな…
と感じる選手は残ることが出来なくなっているのかな?
サッカー見ていて
少し寂しく思うことしばしなのでありますが
(…なにを書こうとしているのかわからなくなっているぞ)
今の10代のかたがたは
どのようなスポーツが人気なのでありましょうか?
相変わらず
バスケが花形であると思うのでありますが
昔と違いまして
きちんとした指導が出来るかたが増えて来た。
部活動で無い形で取り組むことも可能になって来ましたので
選択肢は増えていることと思われます。
この年齢になって思うことなのでありますが
折角才能があるのでありましたら
出来れば
生計を立てることの出来るスポーツを選択されたほうが良いと思います。
東欧やモンゴルで何故
日本人の子供たちが
(機会が無いのもありますが)
選択しない
相撲に取り組む子供たちがいらっしゃるのか?
と言いますと
枠の問題はありますが
少なくとも体格にさえ恵まれていれば
プロになることは可能でありますし、
関取になれば
基本給で年1000万円以上のお金を手にすることが出来る上、
日本国籍を取得しまして
協会に残ることが出来れば
65歳まで安定した生活を営むことが出来るから。
であると思います。
…と言う考えを頭に置きながら
競技を選択されることは
必ずしも悪いことではないと思います。
勿体ないですからね。
運動能力に長けたかたが
部活終わると共に
生活のため
競技人生から別れを告げなければならないのは……。
で。見ていきますと
プロ野球は競争が激し過ぎるんですよね。
正直。あんな学校の?
と言う野球部の中から
オールスターに出るような選手が現れる。
と言うことは
誰の目に留まることも無く終わってしまった
隠れた逸材を見過ごしてしまった可能性が
過去。たくさんあったと思いますよ。
(注目されない学校を選んだかたにも
問題があるのかもわかりませんが)
指名されるまでが大変でありますし、
入ることが出来たとしましても
1年後には
また激しい競争の中から選ばれた選手が入って来る。
枠が決まっておりますので
入って来た選手の数だけ
球界から放り出されることになる。
日本以上の給料が支払われるのは
アメリカのみ。
長く続ける
となりますと
あまりお勧めすることの出来る競技では
必ずしも無い。
サッカーは?
となりますと
それこそ全世界に
試合をすることの出来る機会はありますし、
日本国内でも
ほぼ全ての都道府県に
プロ契約が可能となるクラブが存在しているため
野球に比べ
門戸は広くなっておりますが
広くなっている分
(…全世界のかたとの競争となりますので)
野球と同じく
40過ぎて現役で。
それまでに稼ぐには…
のスポーツでもあります。
では何があるのかな?
国内で長く
競技者続けることの出来、
競技からの報酬で生活することの出来るのは?
となりますと
所謂
公営競技
でありまして
73歳まで現役を続けられましたかた
(それも引退の理由が
別に成績が悪かったわけでは無く
フライングをしてしまったことをキッカケに自らの意志で)
がいらっしゃいますように
肉体的な全盛期は過ぎたとしましても
経験を活かし生きていくことが出来る。
ランクが下がり
斡旋の対象から外されることにならない限り
定年が存在しないスポーツであります
公営競技以外で
長く続けることの出来るスポーツを
日本で捜すとなりますと
原資について様々意見あるかもわかりませんが
賞金を稼ぐ
と言う点では
どのプロスポーツも変わりはありませんので
もっと運動神経に長けた
10代のかたがたが
公営競技に触れることの出来る機会
(競技としての)
が増えると良いのにな?
(特に結論決めずに書き始めたらこんな話になってしまいました。)