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東方常闇暦  作者: 海老反りゲッダン
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レミリアの日記

…このごろフランの様子がおかしい。


ちょっとまえに人里へと脱走した頃からだ。


最初から少しおかしい子だとは知っているがこのごろは特におかしい。


あんなに気に入っていた人形もすぐ壊してしまう。私が少し前にプレゼントした人形もバラバラだった。


ちょっとストレスを与えすぎたのだろうか。


それとも私に何か不満があるのだろうか。


…私はあの子が幸せになってくれるならなんだってやるつもりだ。死ねというなら死ぬし、糞を食えというなら食おう。


私はあの子に悔やんでも悔やみきれない事をしてしまっているのだ。あの子は謙虚だから「気にしなくていい」といってくれているのだが、妹の事を思わない姉がどこにいるだろうか。人間がそう思うように私だってそうなのだ。


あの子が世界を征服しろというのなら何もしてでも望みを叶えてやる。


親友を殺せというのなら躊躇いもなく殺してやる。


…それがたとえ…幻想郷中…いや世界中を敵に回してでもだ。


あの子は私が絶対に守る。


…ふぅ。私も疲れているのだろうな。頭の中にボールペンで塗りつぶしたぐしゃぐしゃのようなものが溜まっているようだ。


今度八雲紫にでも聞いてみよう。


今度は姉の方の日記。

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