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老婆のみぞ知る俺の命運

……はい。


性懲りもなくまたやって参りました。お久し振りの方はお久し振り、始めましての方(多分こちらの方が大半を占めるでしょう)は始めまして。元、クロ太こと茅野です。


……前作が未完結なのは仕様ですホントです←


――まあ、とりあえずは新シリーズ開幕という事で。

「あんた、男女の相が出ているねぇ」

「……は?」

下校途中。考え事をしながらぼーっと道を歩いていると、見知らぬ老婆に声を掛けられた。

「男女の相じゃよ」

「え……。な、なんにょのそう……?」

危うく噛みそうになったが、無事言い切る。……というか、男女の相なんて聞いたことも無いのだが。

「男女の相って……なんなんですか?」

「ふふふ……。まあ、そう焦らずともじきに分かるじゃろうて」

恐る恐る尋ねる俺を、細い目を更に細め笑った老婆は、カツ、カツ、と手に持った杖をつきながら去っていった。

「……結局、何が言いたかったんだ?」

いきなり見知らぬ老婆に引き留められ、訳の分からない事を言われた俺は、ただただ困惑するばかり。

「……とりあえず帰ろう」

老婆の事も気になるが、今は帰る事の方が先だ。

俺はそう結論付け、老婆が去り際に残した言葉を繰り返し反芻しながら、人気の少ない帰路を急いだ。



――それにしてもあの老婆。いきなり現れて、あっという間に帰って行ったよなぁ……。

はい。


掴みもクソもないプロローグ、如何だったでしょうか。


貴重なお時間と貴重な思考、貴重な視力を僅かながらと言えども奪ってしまい申し訳ありません。


それではまた、皆様にお目通りが叶う事を祈りつつ――。

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