表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

その2 パンツマスクの怪人、現る

よろしくお願いします。

俺の転生先、間違えているだろう。これはどう見ても変態である。鏡見ながらそう思った。

俺はとある事情で創造神ダイアナにより転生された。しかし、これはないだろ、ボケが!

覆面で顔を隠し、パンツ一丁でうろつく変態、それが今の俺であった。

きもいと思うが、しっくりきている俺もいる。


俺は今、地上の中立国バルカドにいる。

この国は人間、エルフやドワーフなどの亜人、魔族、竜などが存在する国。

俺はそんな国の近郊で転生、入国審査みたいなのを経てこの国に入国できている。


この国に入国できている理由、中立国である所以は創造神ダイアナを国家単位で信仰している事に関係がある。

この創造神の加護を持つ者であれば魔王だろうが勇者だろうが他国の指名手配犯だろうがこの国に入国でき、国民として登録することもできる。

そしてこの国の序列は創造神の加護の強さで決まる。最も加護を受けているものは国王になれる。

現国王は加護Bらしい。そして俺の加護はCでかなりの上位、瞬く間に有名人となった。

以下は現在の俺のステータス。


エリミネーター

戦闘力 D+

気力 C

魔力 E+

術力 D


アクティブスキル

斧無双 C

みなごろし(狂化) D+

暗黒魔法 E

鑑定魔法 E

探知魔法 D

収納魔法 F+

隠密 E+ 



パッシブスキル

創造神の加護 C



エリミネーター、それが俺の名前である。近所にはエリと呼ばれている。

仕事は周囲の魔物など(創造神の加護がない奴に限る)の始末、斧の扱いが上手いので林業の手伝いもしている。


紀元後73年1月、俺が転生してから1年が経った頃であった。

早くも半年が経ってしまった。この暮らしにも慣れてきたがお金は溜まったし、ある程度世界情勢も分かってきたのでそろそろ旅に出ようかと思っている。

そう、俺のかつての仲間に会いに。


この頃の俺は国内でもそれなりの実力者として認識されているようで、国王は無理でも大臣クラスならアポとって面会できるくらいにはなっていた。

そして国王の右腕といわれる総理大臣に面会できた俺は旅に出る相談をした。

条件付きで旅に出る許可を得た。

条件はバルカド商工会所属のキャラバン隊が帯同する事、バルカドのはるか北にあるミントレッタ帝国の帝王に書状を届けに行く事、グレイシア連邦に

書状を持っていく事、世界樹の町に寄る事、海王城に寄る事、そして帰国する事であった。

この条件に対する対価はキャラバン隊が町に滞在している間はその町の領地内であれば自由行動してもいい事、出発前の前払いで旅費の援助をする事、キャラバン隊からの補給(食料、薬、消耗品など指定された項目)は原則無料で受けられる事であった。

また、各国への通行手形があるので町の人間や亜人などからの襲撃はほぼ0にできる。

条件や交易路の確認、詳細の打合せをキャラバン隊の隊長を交えて行い、、結果帯同することになった。


それから数日、出発前日になりキャラバン隊全員の顔合わせを行った。

隊長   商人ルドレン(バルカドの商工会副会長)

副隊隊  商人ヒンダー(バルカドの有名鑑定人)

隊員   商人ガクトゥ(収納魔法の達人)

隊員   医者コジャ(バルカドの医者でキャラバン同行経験豊富)

専属用心棒 フィルス

バルカド外務大臣 カマキ

カマキの護衛兼通訳 アカムル

同行人 エリ(パンツマスク怪人、戦闘要員、索敵要員)

馬車(馬:パトリオ、御者:ケユタ)


メンバーは以上であった。

そして翌日、出発した。


構成は隊の先頭(馬車の外)にエリがいて、馬車馬の操作は御者ケユタが行い、ルドレンとカマキはほぼ馬車の中、残りのメンバーは交代で馬車の周りを歩いている。

大きなトラブルもなく出発から1ヶ月程でミントレッタ帝国の帝王への謁見がかなったのであった。 



外伝の方はこれで一度休止します。


本作(休止中、25/08/23投稿再開予定)

魔族に転生、運も実力の内!?

もよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ