第一話
初めて書いた小説です よろしくお願いします
ある川原にて五人の不良と、朝河刀夜という少年がいた
正確には五人の不良が倒れていて朝河刀夜は「暑ィーな おいっ!」と太陽に文句を言っていた
「うう……」「ゲホッゲホッ」と痛みに声をあげる不良共
刀夜はその場から立ち去ろうと歩きーーーー「死ね朝河」クルッと方向転換し一人の不良にコブラツイ ストをかけた
「○○△◇□!!!!」
もはや何を言っているのか分からない叫び声を上げ、不良はジタバタと痛みをこらえていた
制裁を終えた刀夜は倒れている不良五人に向かって
静かに
「全員土下座」
と、言った。 いや命令した。
土下座命令から数秒後
前に二人後ろに三人と見事にバカ共<不良共>は土下座していた
刀夜は頭をボリボリとかきながらバカ共を見下ろす
「……さっきは本当調子こいてすみませんでした」
リーダー格の不良が頭を地面につけて言う
「いや~デーモンこと朝河様があまりにも無防備に寝てたから……ついチャンスかと」
「チャンスじゃねーよ お前アレ俺じゃなかったら死んでんぞ」
刀夜は先ほどまで寝ていた場所を指差す
そこには枕代わりにしていた鞄が無惨にも鉄骨によってプレスされていた
「いや本当にね…………死ねばよっかたのに」
ガシッ ←(刀夜が不良の頭を踏みつける音)
ドスッ ←(不良の頭が地面にめり込む音)
「ん?……何か言った?」
「だにぼげってばせん(何も言ってません)」
「そうか」
不良の頭から足をどかし、一旦空を見上げる
実はと言うと刀夜は根は優しい その代わり敵には容赦がない
それがデーモンと呼ばれる所以だろう
再度バカ共を見下ろす
「次なんかしたら……わかるよな?」
「「はぁいいい!!!!」」
我先にと駆けだす不良たち
その姿に思わずため息がでる刀夜だった
その瞬間と言っていいだろう
刀夜の頭に
「っつう!!!!!」
激痛が走ったのは
薄れる意識の中、刀夜は後ろをみた 倒れる鉄骨と人の足が見えた
太陽の光と薄れた視界でほとんど見えなっかたが声は聞こえた
「バイバイ」と
そして刀夜の頭にまた衝撃が走る
意識を手放す刀夜は力なく膝から崩れ落ちていった
書いたー!疲れたー!