3 ステータスとは何か·····
太古の昔、地球という星にあるゲームが産まれた·····。
ドラゴンク〇ストである·····。
ステータスの歴史は古い。
元々は英語で、"現在の状況"を表す言葉である。
だが万物は流転する····。
いつしかステータスは、ド〇クエを始めるロールプレイングゲームのみならず、格闘ゲー、謎解きゲー、果てはギャルゲーに至るまで、ありとあらゆるゲームにとってなくてはならない概念となったのである····。
我々は探し続ける·····ステータスとは何か？
····そう、破滅が訪れるその日まで。
·····って事で『ステータスオープン！』
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名前 (なし)
魔人Lv1
ジョブ：ダンジョンマスター
HP：600
MP：200
攻撃力：150
防御力：150
素早さ：150
スキル（なし）
アクティブスキル（なし）
称号
・ダンジョン運営者Lv1
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うぉぉォォォー！ほんとに出たァ！
てかやっぱりダンジョンマスターなんだな···。
ん？魔人····？
·····魔人？
ま、まぁステータスは一旦置いとこう。
次は《ポイント交換》についてだ。
謎の発光体の上に浮かぶウィンドウの、2つ目の項目をタップする。
《ポイント交換》
・‹モンスター›
・‹ボスモンスター›
・‹アイテム›
残りポイント数
«10000P»
ふむふむ、要はさっきの《ダンジョン拡張》と同じように、ポイントを使うのか····面白そうだな。
試しにと、‹モンスター›の項目をタップする
‹モンスター›
・スライム«5P»
・ゴブリン«50P»
・コボルト«60P»
・ゴブリンメイジ«170P»
・オーク«200P»
・ホブゴブリン«200P»
・ハイオーク«500P»
・オーガ«1000P»
etcetc·····
うぉぉ〜！
こらすげぇー！
ずっと見てられる。
種類は大量で、パッと見でも確実に500以上はある。
もしかしなくも1000くらいはあるのだろう。
下にスクロールすればするほどポイント数も上がっている。
恐らく強いモンスターを召喚するにはそれだけ多くのポイントが要るのだろう。
ん？スケルトン«死体»····？
もしかしたら冒険者の死体がないと召喚できないのかもしれない。
おぉ！ドラゴンもあるぞ！
なになに·····ワイバーンは«9000P»、ファイアドラゴンが«60000P»！ひえぇー高ぇ·····。
ワイバーンへの差別が酷いな·····。
まぁワイバーンも充分高いけどな。
そう考えるとスライムの«5P»って安いな。
スライムどんだけ弱いんだよ·····。
