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10 初めての魔物召喚


翌日────


「よしっ、やるか!」


ウィンドウでポイント残高を確認して立ち上がる 今の残りポイント数は、[10125P]だ。


嬉しい事に、ダンジョンレベルが上がったので一日に支給されるポイントも200Pになった。


玉座置き場に敷いていた布団を畳んで、近くの水たまりの水で顔を洗う。


「ふー····」


水を掬って1口飲む


初めはあんまりにも鮮やかな水色をしていたので飲むのが怖かったが、どうやら水色は光の反射だったようで、手にすくった水は綺麗な透明に澄んでいた。


よし、準備OKっと····。


ダンジョンコアのウィンドウの《ポイント交換》をタップする。

そして出てきた‹モンスター›をタップしてズラリと並んだ魔物を眺める。


さて····何を召喚しようか·····。


今回は初めてという事もあり、‹ボスモンスター›ではなく普通の‹モンスター›を召喚する事にした。


「うーん····」


やっぱここは定番のゴブリン«50P»かなぁ····いや、でも一緒に暮らすんだろ?もし気持ち悪かったらやだからなぁ····。


「じゃぁスライム«5P»で!」



【 スライム«5P»を召喚します 】


‹ スキル〈迷彩Lv1〉を獲得しました ›



ダンジョンコアから眩い光の球が出てくる。

オーブみたいな感じだ。


やがてそれはダンジョンの地面に降り立つと、ゆっくりと光が薄れていき、後には水色の丸いゼリーの様なものが残った。


「これがスライムかぁ·····」


ツンツン·····あ、ちょっと動いた。


そのままつつき続けると、スライムはぴょこぴょこと飛び跳ねて岩陰に隠れた。



〖‹初モンスター召喚!›ボーナスポイント«10000P»を受け取りました〗


残りポイント数[20120P]



おお!やったぜ!

貯金が増えた!


こうして初めての魔物召喚を済ませた俺は、ダンジョンの中をぴょこぴょこ跳ねるスライムを見ながら二度寝に入るのだった。

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