第二話「おじいさんと…おばあさん…」
むかし、むかし、あるところにおじいさんと、おじいさんと、おじいさんと、おじいさんと、おじいさんと、おじいさんと、おじいさんとおばあさんとおばあさんと、おばあさんと、おばあさんと、おばあさんと、おばあさんとおばあさんがいました。
おじいさんは、山へしばかりに、おばあさんは、川に洗濯に行くことになっていましたが、どのおじいさんが山に行くのか、どのおばあさんが洗濯に行くのかまず決めることにしました。
おじいさんとおじいさんとおじいさんとおじいさんとおじいさんとおじいさんとおじいさんは、皆山にしばかりなんて疲れる仕事をしたくないので、「お前が行け」「いや、お前が行け」と言い争いになってしまい、なかなか決まりません。
おばあさんたちも、皆冷たい水で手で洗う洗濯なんてしたくもないのでお互いに「お前が行け」「わたしゃ嫌だよ!」と言い合いでなかなか決まりません。
しかし、どうしても行かないと話も進みませんので、仕方なくおじいさん全員で山にしばかりに、おばあさん全員で川に洗濯に行くことになりました。
おじいさんとおじいさんとおじいさんとおじいさんとおじいさんとおじいさんとおじいさんは山にしばかりに、おばあさんとおばあさんとおばあさんとおばあさんとおばあさんとおばあさんとおばあさんは川に洗濯に行きました。
おばあさんたちが川で洗濯をしていると、たった一個のももが「どんぶらこ」「どんぶらこ」と流れてきました。
さあ大変です。ももは一個で、おばあさんは7人もいるんです。誰が拾うかで大騒ぎ。
もめにもめて、喧嘩を始めてしまいました。
そうこうするうちに、ももはおばあさんたちの前を通りすぎ、誰も知らぬ間に「どんぶらこ」「どんぶらこ」と海へ出て行ってしまいました。
おばあさんたちがそれに気づいたのはもう桃がすっかり見えなくなった後でしたが、今度はどのおじいさんがももを割るかで喧嘩になったでしょうから、争い事はもうたくさんと、ももを探しにいくのは諦めて、皆で洗濯をして家に帰ったということです。
おしまい




