キミの笑顔
久しぶりに筆を取ってみましたが、
前回の投稿から1年以上経っていましたね。
私は今日もキミの笑顔を探してる
キミが笑ったときの顔はとっても可愛くて
いつまでも見ていたくなるほどで
キミが怒ったときは怒るのが苦手なのか
なんだか少し困ったような表情で
そんな顔も愛おしく感じた
キミが困っているときはハの字眉になっていて
笑顔にしてあげたくてすぐに助けてあげたかったけど
でも困り顔も愛くるしくてもっと見ていたかったな
キミが感動のあまり泣いているとき
悲しさのあまり泣いているとき
キミの涙は美しくて
不思議と私も涙が溢れた
キミがときどき見せる真剣な表情
いつものかわいい顔とは違って
キリッとしていてかっこよくて
なぜだか私は胸がどきどきしてた
私はいつもキミのことを眼で追っていた
お菓子を食べて蕩けるような笑顔を見せてくれるキミ
勉強や勝負ごとをしているときの真剣な顔を見せてくれるキミ
告白されてどうしていいのかわからなくて困ったように笑うキミ
物語のハッピーエンドを見て涙しているキミ
私はキミのたくさんの表情を見ることのできる
そんな時間がそんな日常が大好きで
一緒に笑って一緒に泣いて
そんな時間は過ごすことはできなかったけれど
遠くからキミを見ているだけで幸せだった
キミの見せてくれるいろんな表情を見ることができるだけで
それだけでよかったのに
今はもうキミの笑顔も泣き顔も
怒った顔も困り顔もどんな顔も見られない
眼を閉じればついさっきのようにキミの顔を思い出すことができる
でも眼を開けてももうキミの顔を見ることはできなくて
キミは遠くにいってしまった
どんなに願ってもどんなに嘆いても
どんなに望んでもどんなに呪っても
いつも見せてくれていた表情を見ることはもう叶わない
世界は無常で残酷でもうあの頃には戻れない
私の大好きな大好きだったキミにはもう叶わない
キミはみんなから好かれてた
いつもみんなの中心にいて
私には眩しくてただ見ているだけでそれだけでよかったのに
遠くにいったのがキミじゃなくて
私だったらよかったのに
できることならキミの代わりになってあげたかった
どうして私はまだここにいるんだろう
キミじゃなくて私だったらこんな思いをすることはなかったのに
気持ちに気付くこともなかったのに
キミのいなくなったこの場所で
私は今日もキミの笑顔を探してる
いつまでも
いつまでもいつまでも
いつ何時何があるかわからないからこそ……