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スーサイドアップガール  作者: 釧路太郎
鈴木美波編

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悩める鈴木さんと金髪少女と先生 第6話(全14話)

青い目をした金髪の悪魔は僕のお金で買ってきたお菓子を食べようとしていたので「待て!」の状態で飼い殺しにしておくことにした。


青い目をした金髪の悪魔は僕のお菓子は我慢していたようではあったが、自分のカバンから出したお菓子は気にせずにパクパクと美味しそうに頬張っていた。


「マサ君先生、美波ちゃんが来るまで夏休みの宿題やっていい?」


夏休みは昨日で終わって今日から新学期のはずだったのだが、ソフィアさんは数学の宿題をやり終えてないそうだ。


宿題は全員に出されているわけではなく、赤点ではないが平均点の前後10点台の成績の生徒限定で出されているそうだ。


赤点の場合は夏休みの特別授業が待っていたそうだが、ソフィアさんはちょうど平均点より高い点数だったため宿題が出るのは納得がいっていないそうだ。


次回のテストでは良い点数が取れるように頑張っていただきたい。


数学の問題用紙三枚だけの宿題ではあるが、期末テストと同じ問題がところどころにちりばめられているらしい。


普段は数学の問題を解くことがほとんどないような生活を送っているので、ちょっとした計算を見ているだけでも脳細胞が活性化したような気がする。


鈴木さんの相談事が終わったらスーパーに寄って、ちょっといいマグロの刺身でも買って帰ろう。


そんな事を考えながら宿題をしているソフィアさんと外を交互に見ているとドアをノックする音が聞こえた。


そこで返事をしようとすると同時にドアが開いていた。


ノックをした鈴木さんはそんなにせっかちに人ではなかったはずなのだが、きっとこの暑さのせいでどうにかなってしまったのだろう。


もしかしたら、相談事がかなり重い話で居ても立っても居られないのかもしれない。


出来ることなら、鈴木さんの相談事は簡単な話ですぐに解決できるといいな。

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