第九十七話『あれこれ話パート11にゃん』
第九十七話『あれこれ話パート11にゃん』
《11回目突入にゃん! 未知にゃる次元へと羽ばたくのにゃん》
「というわけで羽ばたきたいのにゃん。
ミーにゃん。ウチを是非とも翼のあるネコにして欲しいのにゃよ」
「ふむふむ。『翼ネコ』ね。なら早速やろうわん」
「ずいぶんと安請け合いしたのにゃあ。
でにゃ。どうやったら、にゃれるというのにゃん?」
『合体!』
「にゃんと! 本当の本当に、やってのけちゃうにゃんて。
ミーにゃんとくっついたことで翼が生えてしまったのにゃん」
びゅうぅぅん!
「にゃんという上昇の速さにゃん!」
びゅうぅぅん!
「にゃんと! 降下は、もぉっ、と速いのにゃん!
っていうか、あ、あ、あ、あ、
速すぎるのにゃん! 怖いのにゃん! ちびりそうにゃん!
ミーにゃん! は、早く、早くとめて欲しいのにゃあぁん!」
すうっ。
「うん? なんかお呼びになったのわん?」
「ミ、ミーにゃん!
にゃんで目の前に下りてきたのにゃん!
じゃにゃくて、
にゃんでそこに居るのにゃん!」
「ううんとぉ。ミアンに呼ばれたと思ったのわん、かな?」
「あんたが本物?
にゃらウチとくっついたのは……ふにゃっ! もうダメにゃん!」
ひゅうぅぅっ……どっががががぁぁん!
「やったわん!
奇っ怪獣にせものミーナとにせものミアンが、
自滅行為で一挙に滅びたのわん!
やっぱ所詮にせものなのわん。本物には勝てっこないのわん」
《叙述トリックのつもりにゃん?》
「ミーにゃあん!」
「あっ、ミアン」
ぱたぱたぱた。
「こんにゃ山の上でにゃにをやっていたのにゃん?」
「ううん、なんでも。
それよりさ。ミアンって翼が欲しいわん?
びゅんびゅん、飛びたいなぁ、とか思うのわん?」
「ウチは空飛ぶじゅうたんににゃれるもん。
今のままで満足にゃよ」
「ふぅぅん」
「ミーにゃん。
ウチはにゃ。夢に見るのにゃん」
「夢? どんな?」
「ミーにゃんやイオラにゃんを乗せてにゃ。
どこまでも青い空の中を旅していくのにゃん。
ふわふわ雲の上に乗っかっておネムしたり、駆け回ったり。
中を泳いで墜ちかけたり。
空に拡がるミステリアスにゃ空間を目の当たりにして驚いたり。
まにゃ見にゅ新たにゃ精霊や妖精らに、
出逢ったり、話を聴いたり、お喋りしたり。
でもって更には宇宙にも……にゃあんてにゃ。
残念にゃがら、
ウチって飛行能力そのものは、たいしたもんでもにゃいから、
実際には無理にゃのにゃけれども。
三にん一緒に、もし出来たとしたら、
きっと、楽しいにゃろうにゃあ」
「ミアン……。
うふっ。それでこそアタシのミアンなのわん」
《夢はにゃ。滅びが訪れるまで持ち続けていきたいものにゃん》
「ミアン、お尋ねするわん。
ずばり、ミアンにとって『恋』とは?」
「ふぅぅむ。『鯉』とはにゃあ」
「あっ。今の時点で、アウト、なのわん」
《やっぱ『生食い』。これにかぎるのにゃん》
「困ったものにゃん」
「困ったものねぇ」
「困ったものわん……って、なんのことわん?」
《典型的にゃ『知ったかぶり』にゃん》




